レイブンズOC、「QBジャクソンは学習スピードが速い」
2018年07月24日(火) 12:40現在もジョー・フラッコはボルティモア・レイブンズの先発クオーターバック(QB)のままであり、充実したオフシーズンを過ごしている。
一方で先週から開始したトレーニングキャンプの中、新人QBのラマー・ジャクソンによるパフォーマンスがコーチ陣に感銘を与え続けているようだ。
攻撃コーディネーター(OC)マーティ・モーニンウェグはチーム公式サイトのギャレット・ダウニングを通じ、「ラマーは驚くような仕事をこれまでにやってきている。彼の学習速度は本当に速い。この男は本当に、本当に、一生懸命練習している。タフな心を持った男だ」と絶賛している。
2018年ドラフト全体32位で指名を受けたジャクソンはまだ、プロでの試合に向けた移行期間の途中にあり、ダウニングは若き新人QBが“ときどき不安定さ”を見せるとも指摘していた。
それでも、ジャクソンの精度を向上させようと取り組んだレイブンズが手にした結果はポジティブなものとなった。
モーニンウェグはこのように述べている。
「彼はポケットパサーとしてここで毎日改善を続け、見事な仕事をこなしてきた。練習フィールドでも、今ならそれが分かるはずだ。彼は毎日良くなっている。いつの日かは1歩下がって2歩前進するような感じにもなるだろう」
ここしばらくの間はジャクソンの成長がメディアのスポットライトを寄せ集めてきた。バックアップQBがチームで最も人気のある選手だとはしばしば言われることでもある。
ジャクソンにはあと1カ月、レギュラーシーズン開幕を前にパッドを装着した練習やプレシーズンゲームでアピールするための時間が残されている。しかしながら、いずれにせよ先発の座がフラッコの下にあるというのを忘れてはならない。
【S】