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ファルコンズが契約改定に合意、WRジョーンズはキャンプ参加へ

2018年07月26日(木) 14:50

アトランタ・ファルコンズのフリオ・ジョーンズ【AP Photo/Matt Rourke】

トレーニングキャンプ中のアトランタ・ファルコンズに予期せぬドラマは起きなそうだ。

ジェネラルマネジャー(GM)トーマス・ディミトロフは現地25日(水)の晩、ワイドレシーバー(WR)フリオ・ジョーンズが木曜日から開始するトレーニングキャンプに初日から参加することを明かした。

情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはファルコンズが2018年度のジョーンズの年俸を調整する契約の改定に合意したようだと報じた。

ディミトロフGMは声明文の中でこのように述べている。

「われわれは今オフシーズンを通してフリオと彼の代理人たちと話し合いを重ねてきた。われわれはフリオと合意し、2019年にすべてを再考することになる。私はこの件に関する皆のハードワークとコミュニケーションに感謝している」

「この調整はわがフットボールチームにいるその他の重要な選手との契約延長を妨げるものではない。われわれは来たるそれらの契約についても引き続き取り組んでいく次第だ」

このニュースはディミトロフGMとヘッドコーチ(HC)ダン・クインが自身の3年分の延長契約を締結した数時間後に発表された。ジョーンズには2015年に延長した5年7,125万ドル(約79億円)契約の3年分が残っていたものの、チームが2018年シーズン終了後まで契約改定はしないとの主張を続ける限り、キャンプの全日程を欠席することもいとわない構えを見せていいた。

以前までのジョーンズは1シーズン平均1,425万ドル(約15億9,000万円)の契約下におり、これはリーグ全体を通したWRの中で9番目の年俸にまで落ち込んでいた。今後の契約交渉ではピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウンの契約が大きな指標となるだろう。ブラウンはここ3年にわたってリーグ最高峰のWRとしてジョーンズのライバルと目されている選手でもある。ブラウンに対してスティーラーズは前回の契約が満了した2017年に新契約を提示した。

ここ数カ月にわたってフランチャイズクオーターバック(QB)、スーパースターWR、HC、GMをチームに残留させてきたファルコンズは、これによって2018年スーパーボウル出場の筆頭候補となるだけでなく、リーグ最高峰の安定感をも保つチームになったと言える。

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