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ビルズ新人QBアレンはデプスチャート3番手でキャンプをスタート

2018年07月27日(金) 10:18


バッファロー・ビルズからドラフト指名を受けたワイオミング大学のジョシュ・アレン【AP Photo/David J. Phillip】

オフシーズンの練習を通し、先発クオーターバック(QB)の座を奪取するためのアピールに失敗した新人QBジョシュ・アレンはデプスチャート最下位からトレーニングキャンプをスタートさせるようだ。

ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクダーモットは現地26日(木)、チームの公式『Twitter(ツイッター)』を通じて「QBポジションについて、われわれはOTAを経たところから決めようと考えている。今晩、トレーニングキャンプを開始するにあたり、ジョシュ・アレンには3番手として参加してもらう」と述べた。

この動向がさほどの驚きではなかった理由としては、ワイオミング大学出身のアレンにはまだフットワークやパス精度、そして、判断能力に関する要改善点があったことが挙げられる。

とは言え、2018年ドラフト全体7位指名のアレンは新攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・ダボールの下でアピールできていないAJ・マカロンやネイサン・ピーターマンといった選手に対し、圧倒的な才能というプレッシャーを与えてもいる。

昨シーズンはかろうじてプレーオフに進出することができたビルズがチームの再建モードに入っていることは間違いなく、今は新人QBの才能を磨く余裕はないのかもしれない。今シーズン序盤に強制的に出場させるというよりは、まずはマカロン、あるいは、ピーターマンの次に座らせておく可能性の方が高そうだ。

この場合、アレンは猛アピールする予定だった来月の計画を変更することになるだろう。

【S】