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パンサーズの先発RTウイリアムスが膝の大ケガで長期離脱に

2018年07月30日(月) 13:24

【Ric Tapia via AP】

カロライナ・パンサーズの先発ライトタックル(RT)ダリル・ウイリアムスがトレーニングキャンプ中に重度のケガを負った。

チームは声明を発行し、ウイリアムスが右の膝蓋(しつがい)を脱臼し、同じ箇所のMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)も損傷したと公表している。

チームの公式サイトによれば、ウイリアムスはパスブロックのアテンプト時に痛みと共に地面に崩れ落ちたとのことだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ウイリアムスのこのケガはシーズン絶望にはならないと考えられているようだ。

昨季はパンサーズで16試合に先発したウイリアムスはオクラホマ大学出身の元ドラフト4巡目の選手だ。25歳のウイリアムスはリーグの中でも優れたオフェンシブタックル(OT)の1人に成長し、昨季はオールプロのセカンドチームに選出された。

新人契約の最終年に突入していたウイリアムスは高額な契約を望んでいた。今春にパンサーズとウイリアムスが契約に関する事前打ち合わせを行ったものの、最終的には両者の主張の隔たりが埋まることはなかったとラポポートは報じている。今回の悲惨なケガによってウイリアムスが今後の展望を多少変更する可能性も有りそうだ。

ウイリアムスのケガはパンサーズのオフェンシブライン(OL)にとってさらなる痛手となる。クオーターバック(QB)キャム・ニュートンを核とするラインは今オフシーズン中にすでにガードのアンドリュー・ノーウェルをフリーエージェント(FA)で失っている。ウイリアムスが長期離脱となる中、チームは2017年ドラフトの2巡目に指名したテイラー・モートンか、あるいは、ベテランのジェレミアー・サーレルズを代役として起用することになるが、いずれにせよ、戦力ダウンはほぼ間違いない。

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