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脊髄損傷から着実に回復するスティーラーズLBシェイジアー

2018年08月06日(月) 09:58


ピッツバーグ・スティーラーズのライアン・シェイジアー【AP Photo/Fred Vuich】

現地3日(金)の練習を見学していたピッツバーグ・スティーラーズのファンは感動的なシーンを目撃することとなった。

沸き起こるファンの歓声の中、昨シーズン中に脊髄を損傷し、リハビリを行っていたラインバッカー(LB)ライアン・シェイジアー(故障者リストに登録)が自らの足でフィールドを横断して見せたのだ。

シェイジアー本人はこの日の出来事について『Twitter(ツイッター)』で次のように投稿し
ている。

「今日は最高の日だった。チームの練習は素晴らしかった。それに、自分はファンとの交流も楽しめた! もし練習場に来ることができたなら分かるかもしれないが、ここに今日起きたことをちょっと紹介しよう!! まだ天は俺を見放してはいないみたいだ!! キープ・シェイリービング(俺を信じ続けてくれ)50#shalieve」

25歳のシェイジアーは昨シーズンの第13週、シンシナティ・ベンガルズとのゲーム中にシーズン絶望となる脊髄(せきずい)損傷という大ケガを負い、その数日後の12月6日に脊髄固定手術を受けていた。

2018年シーズン中にスティーラーズのユニフォームを着てフィールドに立つことはないものの、シェイジアーは公共の場に姿を現すことで回復に向かって着実に進んでいることをアピールし続けている。

この日に限らず、シェイジアーはすでに今年4月11日にも同じ街を本拠とするピッツバーグ・ペンギンズのポストシーズンゲームで立ち姿を披露。さらに、2018年ドラフトのオープニングナイトでもチームドラフト1巡目指名のセーフティ(S)テレル・エドムンズの名前を読み上げるため、補助を伴いながらステージまで歩く姿を見せていた。

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