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ブラウンズ、ドラフト指名権とトレードでWRコールマンをビルズに放出

2018年08月06日(月) 13:44


クリーブランド・ブラウンズのコリー・コールマン【AP Photo/Ron Schwane】

クリーブランド・ブラウンズがドラフト下位指名権と引き換えにワイドレシーバー(WR)コリー・コールマンをバッファロー・ビルズに放出した。これは情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地5日(日)に報じたもの。

ビルズは後にこのトレードを認めている。今回の動向を最初に報道したのは『ESPN』だ。

元ドラフト1巡目指名選手のコールマンはジョシュ・ゴードン不在の中、ブラウンズで2番手WRのポジションを争うと予想されていた。コールマンはクリーブランドでの3シーズンを通じてドラフト前の評価に見合う活躍がなかなかできずにいた。

ブラウンズの新ジェネラルマネジャー(GM)となってから攻めの姿勢を崩さないジョン・ドーシーが、また新たに著名選手のトレードを行った。勝ち星のなかった昨シーズンの苦い思い出を払拭するため、今オフシーズン序盤からブラウンズはWRジャービス・ランドリーをマイアミ・ドルフィンズから、クオーターバック(QB)タイロッド・テイラーをビルズから獲得してチーム再建を試みていた。

今後の問題は誰がブラウンズの3番手WRになるのかだろう。トレーニングキャンプの中で新人アントニオ・キャラウェイが光るものを見せてはいるものの、ゴードンの不在がこのまま続いた場合、ブラウンズのWRデプスチャートが駒不足となるのは間違いない。

ブラウンズにとってフリーエージェント(FA)デズ・ブライアントがその穴を埋める可能性はある。先月、ドーシーGMはチームがブライアントとの契約について議論していたことを明かした。今年4月にダラス・カウボーイズからリリースされたブライアントは現在もまだ所属チームを探している。

その一方、ビルズは2016年ドラフト1巡目指名選手でありながらも、プロ入り後はその指名順位にふさわしい活躍ができていないコールマンを獲得している。19試合に出場し、レシーブ56回で718ヤード、タッチダウンは5回のみのキャリア成績だ。

おそらく先発が新クオーターバック(QB)となるビルズは比較的層の薄いWR陣を抱えており、コールマンはその中で新たな再スタートを誓うこととなる。ケルビン・ベンジャミンに次ぐ2番手WRのポジションを、膝の手術から復帰してノンフットボール故障者リストからアクティブとなったゼイ・ジョーンズと争うだろう。

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