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バイキングス、先発OLイーストンは首の負傷で故障者リストへ

2018年08月10日(金) 10:05


ミネソタ・バイキングスのニック・イーストン【AP Photo/Bob Leverone】

現地9日(木)、各チームのプレシーズンゲームが正式に始まった。しかしながらミネソタ・バイキングスは試合を前にすでに1人の先発オフェンシブライン(OL)マンを失っていた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロはこの日、ガード(G)ニック・イーストンが首ヘルニアの治療のために手術を行う予定だと情報筋の話を元に報じている。バイキングスのヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーは9日の午後、イーストンが故障者リスト入りすることを認めた。

この動向を最初に伝えた『ESPN』のアダム・シェフターは、イーストンの負傷はキャリアに影響を与えるほどのものではないと予想している。

足首の負傷で戦線離脱を余儀なくされた2017年シーズンの12月後半までに、イーストンは合計で12試合に出場していた。

26歳のGはここ数日の練習を欠席し、首の状態に関する医師からのセカンドオピニオンを求めていた。結局のところ、イーストンの首には手術が必要だと判断されたようだ。イーストンが抜けた穴はトム・コンプトンが埋めることになる。

当初から問題の多かったバイキングスOL陣には、イーストンの故障によって再び修正が求められる。今オフシーズン序盤にGジョー・バーガーが引退を表明し、センター(C)パット・エルフレインは現在PUP(故障者リスト)に登録。タックル(T)マイク・レマーズも足首を故障中だ。

バイキングスの攻撃陣に関してはクオーターバック(QB)カーク・カズンズ獲得やランニングバック(RB)ダルヴィン・クックの復活によってかなり楽観的な展望が予想されていたが、それらのポジティブな視点はOL陣の再整備を迅速に行わないかぎり、まったくもって無駄なものと化すだろう。

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