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ジャイアンツのルーキーRBバークリーがいきなり輝きを放つ

2018年08月10日(金) 10:43

ニューヨーク・ジャイアンツのセイクワン・バークリー【AP Photo/Bill Kostroun】

ニューヨーク・ジャイアンツが2018年ドラフト全体2巡目に指名したランニングバック(RB)セイクワン・バークリーが現地9日(木)のプレシーズンゲーム初戦でいきなり衝撃的なプレーを披露した。

オープニングスナップを手にしたバークリーは魔法をかけたかのように相手ディフェンスをかわし、39ヤードをゲインしている。

ドラフト前から話題性の高かったペンシルベニア州立大学出身のバークリーはクオーターバック(QB)イーライ・マニングからのハンドオフでボールを手にし、相手のラインを読んで右へのカットを決め、ディフェンシブライン(DL)エマニュエル・オグバを見事にかわした。

試合の序盤から評価に違わぬ圧倒的なスピードを見せつけたバークリーだが、このプレー以降は落ち着いてしまった。この後はサイドラインへと向かうキャリーが多く、カレッジ時代であれば通用したかもしれないが、NFLの世界ではなかなか通用しないことがここでも明らかになっている。

長きにわたって低迷するチームを救済するというプレッシャーを感じるかとの質問に対して、バークリーは「それについてはあまり気にしていない。あまり考えないようにしている」とジャイアンツ側のキャスターに語っていた。

キャリー5回で43ヤードを記録したバークリーはレギュラーシーズン開始までの間、絶対的なRBを待ち望んでいたジャイアンツファンをわくわくさせてくれるはずだ。

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