フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック（QB）ニック・フォールズは現地16日（木）に開催されたニューイングランド・ペイトリオッツとのプレシーズンゲームで途中退場を強いられることになった肩の負傷が軽度なものであると自信を見せていた。

翌17日にさらなる検査を受けた結果、ケガの程度は軽く、フォールズの感触が正しかったことが確認され、チームは長期間のリカバリーになるとは予想していないという。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えた。

第52回スーパーボウルでMVPを受賞したフォールズはペイトリオッツ戦の第2クオーターで相手チームのベテランディフェンシブエンド（DE）エイドリアン・クレイボーンからサックを受けた。こぼれたボールをリカバーしたラインバッカー（LB）ジャワン・ベントリーがエンドゾーンに駆けていく一方で、ヒットされた直後から顔をしかめて痛そうにしていたフォールズが肘から肩にかけて腕を押さえる姿も目撃されている。

昨年12月に膝を痛めたエースQBカーソン・ウェンツが復帰に向けて準備を進める中、イーグルスはレギュラーシーズン開幕に向けてフォールズの健康状態を万全にすることに集中するだろう。チームはウェンツが第1週に間に合うと楽観的だが、必要に応じてフォールズを登板させる準備も確実にしておきたいはずだ。

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