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パンサーズTEオルセンは再び足の骨折で長期離脱へ

2018年09月12日(水) 09:58

カロライナ・パンサーズのグレッグ・オルセン【AP Photo/Mike McCarn】

クオーターバック(QB)キャム・ニュートンのお気に入りターゲットがしばらくの間、姿を消すことになる。

カロライナ・パンサーズは現地11日(火)、タイトエンド(TE)グレッグ・オルセンが再び右足を骨折したことを明かした。今回は手術を回避し、月単位での経過観察となる見込みだ。

最初にこの動向を報じたのは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとマイク・ガラフォロだ。

ラポポートによればIR(故障者リスト)も1つの選択肢として考えられるが、その場合、最低8週間は復帰不可能となる。

33歳のオルセンはダラス・カウボーイズから勝利を挙げたシーズン初戦の序盤で足を負傷してすぐさま離脱となっていた。試合後のオルセンは松葉杖をつき、右足には固定具を装着した姿がカメラでとらえられている。

先シーズンに手術をし、復帰までに8週間を要した方の足を再び故障したオルセン。3年連続で1,000ヤード超えをマークした後、プロ12年目のオルセンははここ2年連続で故障という不運に見舞われている。

しばらくの間は故障したベテランの代役として新人のイアン・トーマスが出場する予定だ。オルセンの不在はワイドレシーバー(WR)陣にもより多くの責任を与えることになる。先シーズンのオルセン不在時には通常よりも多くのプレーがデビン・ファンチェスに任された。新人のD.J.ムーアにもまた、今後はより多くのプレー機会が与えられることだろう。

残念ながら、パンサーズの故障者はオルセンだけではなかったようだ。チームはまた、カウボーイズ戦で負傷したオフェンシブタックル(OT)ダリル・ウイリアムスが膝の手術を受ける予定だとも明かしている。オフシーズン中から故障者などが相次いだパンサーズのオフェンシブライン(OL)にとってはさらに落胆するニュースとなった。

9日の試合では白星を飾ったパンサーズだが、次戦のサーズデーナイトゲームではOLに関して大きな不安を抱えている。

長期離脱を強いられるオルセンは『Twitter(ツイッター)』に文書を投稿した。

「戦い続けよう」

「残念なことに、日曜日のダラス・カウボーイズ戦で2017年シーズンに手術を受けた方の足を再び骨折してしまった。先シーズン中にフットボールの動きを再開し、2018年のプレシーズンを通しても自分の足はとても良い反応を示していた。戦う準備をする中、今シーズンに関しては何の制限もなかった。キャリアの中でも最高のトレーニングキャンプで、期待は大きかった。今回のことは控えめに言ってもものすごくがっかりしている。思うに、キャリアでの1番の偉業は何と言っても10年を通して毎試合に出場できていた部分だ。それが、ここ2年間はできずにいてとても残念に思っている。とは言え、これで自分の2018年シーズンが完全に終わったわけではない。メディカルチームとも相談した結果、今シーズン中に再びプレー可能となるよう、真剣にリハビリに取り組むことがベストだと判断した。足のことや、今後についての選択肢はオフシーズンにまた検討するつもりだ。できるかぎり早く、フィールドにいるチームメイトたちの元に戻りたいと思っている」

【S】