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シーズン第1週、苦しむ新人HCたちが歴史的な0勝7敗のスタート

2018年09月12日(水) 11:11

マット・ナギー【AP Foto/Michael Ainsworth, archivo】

NFLは新参者に対して非常に厳しい世界だ。

新人のコーチングスタッフにとっては、2018年シーズンの第1週からそのことを痛感させられる結果となった。

新ヘッドコーチ(HC)を従えたチームがシーズン第1週に軒並み敗戦を喫し、0勝7敗を記録している。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、これは2001年シーズンの1週目に記録した0勝6敗という記録を塗り替えるNFL史上でのワースト記録となったようだ。

以下はレギュラーシーズン初戦で黒星をつけた新HCが指揮する各チームの結果だ。

スティーブ・ウィルクス/アリゾナ・カーディナルスHC
24対6(対ワシントン・レッドスキンズ)

マット・ナギー/シカゴ・ベアーズHC
24対23(対グリーンベイ・パッカーズ)

マット・パトリシア/デトロイト・ライオンズHC
48対17(対ニューヨーク・ジェッツ)

フランク・ライク/インディアナポリス・コルツHC
34対23(対シンシナティ・ベンガルズ)

パット・シューマー/ニューヨーク・ジャイアンツHC
20対15(対ジャクソンビル・ジャガーズ)

ジョン・グルーデン/オークランド・レイダースHC
33対13(対ロサンゼルス・ラムズ)

マイク・ブレイベル/テネシー・タイタンズHC
27対20(マイアミ・ドルフィンズ)

シーズン第1週では合計15チーム(2チームが引き分け)が敗戦を喫しており、初戦に苦い思いをしたのは上記の新HCだけではない。彼らはもう、さらなる深みにはまらぬよう次戦に向けて体制を整えているはずだ。

なお、0勝6敗となった2001年シーズンの新HCたちはグレッグ・ウィリアムス(バッファロー・ビルズ)、ブッチ・デービス(クリーブランド・ブラウンズ)、ディック・ヴァーメイル(カンザスシティ・チーフス)、ハーム・エドワーズ(ジェッツ)、マーティ・モーニンウェグ(ライオンズ)、そして、マーティ・ショッテンハイマー(レッドスキンズ)の6人だった。

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