ボルティモア・レイブンズが膝を故障したランニングバック（RB）ケネス・ディクソンを故障者リスト（IR）に登録した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは現地12日（水）朝、ディクソンは数週間の離脱となる見込みだと報じた。IRに登録されたディクソンは指定されれば8週間後にロースター復帰が可能となる。

この動きに乗じ、レイブンズはRBディランス・ターナーと契約を交わしてアクティブ登録している。バッファロー・ビルズとのシーズン第１週でラン攻撃をけん引したディクソンはゲーム内トップとなる44ラッシングヤードでタッチダウンを1回記録していた。ディクソン以外のテールバック（TB）として、ジャボリアス・アレンとアレックス・コリンズが合計で30ヤード、タッチダウン2回、11キャリーをマークしている。

将来性豊かなディクソンには不運なケガがつきまとい、膝の故障と出場停止処分によって出場の可能性があった全33試合中20試合に欠場してきた。なお、昨シーズンのディクソンは一切試合に出場していない。

先週末のディクソンはレイブンズの中で最も爆発力のあるRBに見え、再構築したばかりのレシーバー陣のいるチームにとっては頼もしい存在だった。レイブンズには今、サーズデーナイトに開催される同地区のシンシナティ・ベンガルズ戦に向けたグループの再編成が急務となっている。

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