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セインツQBブリーズが5タッチダウンでNFL記録更新

2018年09月24日(月) 09:31


ニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズ【AP Photo/Mark Humphrey】

ブレット・ファーブの記録を更新し、パスコンプリート回数における新たな歴史を作ったプレーヤーが誕生した。

アトランタ・ファルコンズとのシーズン第3週、第2クオーターの7分52秒にワイドレシーバー(WR)マイケル・トーマスに投じた17ヤードのパスが成功となり、ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズがファーブの記録を抜いてNFL新記録となる6,301回のパスコンプリートを達成した。

この記録はオーバータイムにまでもつれこむ手に汗握るゲームの中で生まれた。セインツが43対37で制した刺激的なゲームでブリーズは49回のパスを投じて39回の成功、396ヤード、タッチダウン3回を記録し、さらにはオーバータイム時の勝利を決定的なものにする自らのランによるタッチダウンを含む2回のラッシングタッチダウンもマークしていた。

プロ18年目のシーズンを過ごすブリーズはファルコンズ戦を前にNFL史上2位の6,287パスコンプリートを積み上げており、ファーブの記録までは残り13パスコンプリートに迫っていた。

プロボウルに11度選出されたセインツの司令塔はキャリアでのパス成功率を66.9%としており、NFLで史上最も正確なパサーである。ブリーズはまた、5,000ヤードのシーズンを5度(2008年、2011年から2013年、2016年)も記録しているリーグ唯一のQBだ。

彼のNFL記録はこれだけにとどまりそうもない。

ブリーズが次に目指すはペイトン・マニングが打ち立てた71,940ヤードのキャリア通算パスヤード記録だ。今シーズン第3週を前にしてマニングの記録までわずか813ヤードとしていたブリーズは第5週までにその記録も破るだろう。

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