ニュース

再び悪性リンパ腫が見つかったシーホークスオーナーのアレン

2018年10月02日(火) 12:10


シアトル・シーホークスのポール・アレン【AP Photo/Elaine Thompson, File】

シアトル・シーホークスのオーナーであるポール・アレンは現地1日(月)、自身の体内に悪性リンパ腫の1種である非ホジキンリンパ腫(non Hodgkin lymphoma/NHL)が見つかったことを明かした。アレンオーナーは2009年にも同じ病を患い、克服している。

65歳のアレンオーナーはすでに治療を始めており、担当医は以前にもアレンオーナーが同じ病と闘い、克服していることからも今回も大丈夫ではないかとの明るい見解を示しているようだ。

NBAのポートランド・トレイルブレイザーズのオーナーでもあるアレンは1996年からシーホークスのオーナーに就任しており、マイクロソフト社の共同創業者でもある。アレンオーナーの下、シーホークスは2013年シーズンの第48回スーパーボウルを制覇した。

ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは1日、記者に対して「ポールは前にも同様の経験をしていたが・・・彼はポジティブな結果を手にしていた。われわれは全員でできる限り彼を支えるつもりだ。このコミュニティにおける彼の存在には誰もが感謝しているし、われわれにとっても彼の存在は重要。だからこそ、彼がよく知るそのプロセスを歩む中、われわれも可能な限りの手助けをしていく」と語っていた。

以下はアレンオーナー本人が個人のウェブサイトに投稿した声明文だ。

「先日、2009年にも治療した非ホジキンリンパ腫が再発していることが分かった。ドクターらによってこの病気に対する治療が開始されており、私はアグレッシブにこの病と闘っていくつもりだ。2009年に克服してから、医薬品もかなり進化を遂げてきたようだ。私のドクターは最新の治療法によって良い結果が得られるはずだと述べており、私もそのように思っている。私は今後も以前のようにバルカン社(元CEOとして務めていた投資会社)やシーホークス、トレイルブレイザーズに携わっていくつもりだ。私が治療中も、各チームはチームのリーダーシップの下でうまくやってくれると強く信じている。家族や友人たちからのサポートには心からありがたく思っている。また、チームのみんなや広範囲にわたるコミュニティからのサポートにも感謝している。この難題と闘うためにも、今はそのサポートに甘えさせてもらおうと思う。ゴー、シーホークス! ゴー、ブレイザーズ!」

【S】