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シーズン第5週、4人の新人先発QBが全員勝利の快挙

2018年10月09日(火) 10:45

クリーブランド・ブラウンズのベイカー・メイフィールド【AP Photo/Ben Margot】

2018年ドラフトの1巡目に指名された5人のうち4人の新人クオーターバック(QB)がシーズン第5週に快挙となる記録を作りあげた。

『ESPN』によると、ベイカー・メイフィールド、サム・ダーノルド、ジョシュ・ローゼン、ジョシュ・アレンの4人がそれぞれに勝利を収めたシーズン第5週は、スーパーボウルが始まって以来で初めてとなる先発の新人QBが4勝無敗を記録した週となったようだ。

クリーブランド・ブラウンズから2018年ドラフト全体1位で指名されたメイフィールドはボルティモア・レイブンズ戦で43回のパスを投じて25回の成功、342ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回でチームをオーバータイムでの12対9の勝利に導いた。

ニューヨーク・ジェッツのダーノルドはドラフト全体3位で指名を受け、22回のパス中わずか10回の成功だったが、タッチダウン3回、インターセプト1回、合計198ヤードを稼いだ。ダーノルド率いるジェッツはデンバー・ブロンコスを相手に34対16と大差での勝利を収めた。

バッファロー・ビルズのアレンは13対12で勝利したテネシー・タイタンズ戦でさほどの活躍はしておらず、スタッツにもそれが反映されている。ドラフト全体7位で指名されたアレンは4回のアテンプトで19ヤード、タッチダウン1回をマークした一方で、全体を通して見るとパス19回で成功は10回、合計82ヤード、インターセプトは1回の記録だった。

メイフィールドやダーノルド、そして、アレンとは違い、ローゼンは相手チーム側の地でゲームを戦わなければならなかった。ドラフト全体10位の新人QBはサンフランシスコ・49ers を相手に25回のパスで10回の成功、170ヤード、タッチダウン1回を記録してチームを28対18の勝利へと導いている。

2018年ドラフト1巡目指名のQBとしては、全体32位で指名を受けたボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソンだけがシーズン第5週に先発しなかった。現在先発を務めているジョー・フラッコが故障でもしない限り、ジャクソンの初先発出場はまだ当分先の話となりそうだ。

【S】