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シーズン第5週、QBブリーズやRBクロウェルらが週間MVPを受賞

2018年10月11日(木) 12:48


ニューヨーク・ジェッツのアイザイア・クロウェル【AP Photo/David Richard】

ランニングバック(RB)のアイザイア・クロウェルはキャリアを通じたベストのパフォーマンスをシーズン第5週に披露した。今週のクロウェルのランはニューヨーク・ジェッツ史としてもベストのものだったようだ。当然ながら、リーグの広くから認知されたクロウェルの活躍はシーズン第5週のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)攻撃部門週間MVPに値するものだ。

わずか15回のキャリーで219ヤードを駆け抜け、タッチダウン1回も記録したクロウェルが、3連敗していたジェッツの悪い流れを断ち切った。プロ5年目のRBがジェッツでのわずか5試合でランヤードのチーム新記録を樹立している。100ヤード超えのパフォーマンスはキャリアを通じて6回目となったが、このうちの2回はジェッツで記録。そして、この2回のうちの最新の100ヤード超えがデンバー・ブロンコスを相手に34対16で白星を飾った試合で披露され、クロウェルがシーズン第5週の週間MVPを獲得するに至った。

また、ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック(QB)ドリュー・ブリーズが今週の試合でパスヤードにおけるNFL歴代ナンバー1となった。この39歳のQBにはまだまだ終わりが見えてこない。ブリーズはワシントン・レッドスキンズとのマンデーナイトゲームで363ヤード、タッチダウン3回を記録してペイトン・マニングの保持していた記録を抜き去った。ブリーズはこの試合でも29回のパスを投じて26回の成功という感銘的なパス精度を披露し、シーズン第5週のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)攻撃部門でMVPを獲得している。今季のブリーズはタッチダウンとインターセプトの比率を手のつけようのない11対0としており、1試合平均は331ヤード、パス成功率は77.8%と、圧倒的な活躍をし続けている。今回の賞がブリーズの手にする最後の賞でないことは確実だ。

シーズン第5週のMVPに選ばれた選手は以下の通り。

【AFC】

<攻撃部門>

RBアイザイア・クロウェル(ニューヨーク・ジェッツ)

<守備部門>

ラインバッカー(LB)T.J.ワット(ピッツバーグ・スティーラーズ)

<スペシャルチーム部門>

コーナーバック(CB)デンゼル・ウォード(クリーブランド・ブラウンズ)

【NFC】

<攻撃部門>

QBドリュー・ブリーズ(セインツ)

<守備部門>

ディフェンシブエンド(DE)チャンドラー・ジョーンズ(アリゾナ・カーディナルス)

<スペシャルチーム部門>

キッカー(K)グラハム・ギャノ(カロライナ・パンサーズ)

【S】