フィラデルフィア・イーグルスがまたもや攻撃陣の一角を負傷により失った。

現地11日（木）、ベテランオフェンシブタックル（OT）のジェイソン・ピータースがニューヨーク・ジャイアンツとのサーズデーナイトの第3クオーターで二頭筋を負傷し、試合復帰はせずに除外された。プロボウル9度のOTは試合からの除外を宣告される前にサイドラインでチームの医療スタッフによる診断を受けていた。

オールプロにも2度の選出経験を持つ36歳のピータースはイーグルスのオフェンシブライン（OL）におけるリーダー的存在だが、ここ2シーズンにわたって故障に苛（さいな）まれている。先シーズンも10月のワシントン・レッドスキンズ戦で右膝のACL（膝前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）と（内側側副靱帯／ないそくそくふくじんたい）を断裂してほとんどの試合を欠場していた。

今季のイーグルスはシーズン開幕から故障によるスター選手の離脱が続いている。

ランニングバック（RB）のダレン・スプロールズはハムストリングを負傷し、ディフェンシブタックル（DT）のハロティ・ナータはふくらはぎを負傷、セーフティ（S）のコーリー・グラハムもハムストリングの負傷によって数試合を欠場している。ライトタックル（RT）のレイン・ジョンソンは足首上部の負傷を抱えているものの、なんとかプレーを続けている一方で、コーナーバック（CB）シドニー・ジョーンズはハムストリングの負傷によってジャイアンツ戦の序盤で離脱した。

【S】