ジャガーズが不調のQBボートルスに代えてケスラーを投入
2018年10月22日(月) 11:45クオーターバック(QB)ブレイク・ボートルスは厳しい一日をベンチで終えた。
ジャクソンビル・ジャガーズは現地21日(日)、ヒューストン・テキサンズ戦の後半からボートルスを下げてコーディ・ケスラーを投入した。ジャガーズはこの試合を20対7で落としている。
ジャガーズがテキサンズを相手に20対0と大差をつけられるまでに、約34分間のプレー時間を通して2回のターンオーバー(ファンブル2回)をくらったボートルスが後半からケスラーと交代した。
ボートルスによる2回目のターンオーバーを見た後、ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンは先発のボートルスをベンチに下げ、南カリフォルニア大学出身で今オフシーズンにトレードでクリーブランド・ブラウンズから獲得したケスラーをフィールドに登場させた。ケスラーのファーストポゼッションは非生産的な6プレーだったものの、セカンドポゼッションでは多少の改善を見せた。
いずれにせよ、T.J.イェルドンによる見事なキャッチでタッチダウンとなったケスラーのこのポゼッションが、この日のジャガーズにとっては最初の得点だった。イェルドンへのパスを生み出したケスラーのスクランブルには当初、イリーガルパスフォワードのジャッジが下されたものの、最終的には成功が認められた。
試合後、マローンHCは記者に対して「私はただ、本当にこのチームを活性化したかっただけで、彼らにはもっと集中し、より良いプレーをする必要があるということを気付かせたかっただけだ。彼らは後半からそうしてくれた。クオーターバックにとってはフェアでないかもしれないが、それもここでのビジネスだということ」と述べていた。
攻守ともに精彩を欠いた前半を終えた後にボートルスは交代となった。ボートルスは12回のパスを投じて6回の成功、61ヤードにとどまっており、ワイドレシーバー(WR)キーラン・コールによるサードダウンでの2回の落球はこれに含まれていない。
この数字はジャガーズの攻撃陣がいかに不調であるかを示しているだろう。ケスラーの投入は、少なくともここ最近の10クオーターを通してもがき苦しむジャガーズにとっては新たな活力剤となったはずだ。
マローンHCは最後にこのようにも語っていた。
「私にとってはみんな同じだ。攻撃陣において、フットボールを安定させることができる選手をフィールドに配置しようとする限りはみんな同じなんだ。試合を落とさないために何が必要となるのか。3度もボールを相手に与えれば、われわれに相手を倒すチャンスすらないのは当然のこと」
【S】