マンデーナイト、ペイトリオッツWRゴードンは第1クオーターに登場せず
2018年10月30日(火) 08:56ニューイングランド・ペイトリオッツのワイドレシーバー(WR)ジョシュ・ゴードンは現地29日(月)に開催されるバッファロー・ビルズとのマンデーナイトゲームに出場する見込みだ。
しかしながら、ゴードンが試合開始直後から登場することはない。
ペイトリオッツは“遅刻”を理由に、罰則的な意味を込めてゴードンをマンデーナイトゲームの最初からは出場させないとのことだ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地の情報筋の話を元に伝えた内容だ。ゴードンが通常通りのプレーを許可されるまでは複数のシリーズ(おそらく1クオーター)分はベンチに置かれる見込みだ。
何に対する“遅刻”であったのか、その詳細は明かされていないものの、現在の状況がシーズン第2週にクリーブランド・ブラウンズをトレードに走らせた複雑な経歴を持つゴードンに良い印象を与えることはない。
ゴードンの実力を疑うものは何もないが、ペイトリオッツはブラウンズ時代にNFL規定の禁止薬物を複数回にわたって使用し、何度も出場停止処分を受けてきた選手に手をつけた。ゴードンは2015年と2016年シーズンは1試合もプレーしておらず、2017年11月にようやく条件付きでNFLに復帰している。
ペイトリオッツはブラウンズにドラフト5巡目指名権を譲渡した際、チームがどのような損益を得るかは把握していた。その上で、ロッカールーム内ではクオーターバック(QB)トム・ブレイディの隣にゴードンのスペースを設けることが何かしらの役に立つのではないかとも考えたのだろう。今回の規律を乱す行動が発覚するまで、ゴードンの一生懸命さや良きチームメイトとしての態度にはポジティブな評価が与えられることが多かった。
ゴードンはペイトリオッツでの4試合を通じて13キャッチ、224ヤード、タッチダウン1回、ターゲットは22回を記録している。また、シーズン第5週にはブレイディの記念すべきキャリア通算500回目のタッチダウンパスをキャッチした。
【S】