ライオンズ、WRテイトのトレードにはドラフト中位の指名権を要求か
2018年10月30日(火) 10:03リーグのトレード締め切り日となる現地30日(火)を前に、ベテランのワイドレシーバー(WR)を探している各チームはすぐにトレード相手を見つけることができそうだ。
デトロイト・ライオンズはWRゴールデン・テイトのトレードに関し、現在も他チームからの適切なオファーを受け付けているようだ。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは『The Aftermath(ジ・アフターマス)』の中で、「ライオンズはテイトに関する問い合わせをしてきたチームに対応しているようだ。現時点でのチームは、条件の良いオファーがなければテイトを手放すことはない方向のようだ」と伝えた。
ペリセロは続けて次のようにも述べている。
「チームが納得するオファーとは一体どのようなものか。テイトは30歳だが、いまだ高いレベルの生産力を誇っている。ただし、今季は契約更新年にあたるため、実質的には8試合から9試合のレンタルと変わらないだろう。だからこそ、ドラフト指名権であれば中位の4巡目相当になると思われる」
プロの世界で9年を過ごしてきたテイトは今年、契約最終年を迎えており、そのベースサラリーは700万ドル(約7億9,000万円)となっている。現在のテイトは44キャッチ、517ヤード、ターゲット65回でチームをけん引しており、3回のタッチダウンはマービン・ジョーンズの5回に次いでチーム2位タイだ。
ライオンズの一員としてテイトはこれまでに1,000ヤード超えのシーズンを3回記録してきた。2014年にライオンズと5年契約を締結する前、テイトは2010年から2013年シーズンまでをシアトル・シーホークスで過ごしていた。
キャリアを通じて581キャッチ、6,936ヤード、タッチダウン37回を積み上げてきたテイトが、ポストシーズン進出に向けてシーズン後半にさらなる勢いを欲するチームで活躍する可能性は高い。
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