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RBベルの来週中の合流に期待するスティーラーズ

2018年11月09日(金) 12:54

ピッツバーグ・スティーラーズのリビオン・ベル【AP Photo/Eric Christian Smith】

ピッツバーグ・スティーラーズはフランチャイズタグ選手に関する来週のデッドライン前までにはランニングバック(RB)のリビオン・ベルがチームに合流すると見込んでいる。

チームオーナーのアート・ルーニー二世は現地8日(木)、NFLラジオ番組『SiriusXM(シリウスXM)』の中で「彼の考えているプランは分からないが、現時点でわれわれは、彼が来週中には戻って来ることを期待していると言おう。チームは彼がピッツバーグに戻っていることを知っているし、だからこそ、週末を通じて彼と連絡を取れることを願っている。そして、来週中にはチームに合流することを期待している」と明かした。

ベルはまだ、正式には今季中のプレーが可能となるためのデッドライン(来週13日)までにチームのフランチャイズテンダーにサインするか、または、1年契約を受け入れるかの判断を明かしていない。

ベルのチームメイトたちがベルの不在について不満をもらし続ける一方で、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは8日、スティーラーズは爆発的な生産力を持つRBがチームに一早く復帰することを望んでいるようだと伝えた。5日には自主トレーニングのための逃亡先としていたマイアミを離れたベルはすでにピッツバーグに戻っている。

今シーズン後にスティーラーズとベル間の関係がどうのなるかに関し、ルーニーオーナーは2019年のベルについて、CBA(団体労働協約)をまだ完全には解釈できていないことを明かしている。NFLネットワークのトム・ペリセロは、スティーラーズが2019年にもベルに3度目のフランチャイズタグを指定することは可能だが、今シーズンの設定金額よりも低くすることはできず、クオーターバック(QB)と同程度の金額を用意する必要があるとの伝えている。ルーニーオーナーはこの問題に対してはいずれチームが答えを出すとも明かしている。

オーナーはベルの状況に関して「私の知る限り、これまでに起こったことのない事象という点で、われわれはいまだかつてない領域の問題を抱えている。今季終了後に取り組むべき問題だと思っているし、その時が来たら対応しなくてはならない問題ということだ」と述べている。

現時点ではスティーラーズもまた、われわれと同じようにベルの動きを見守るしかないようだ。

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