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イーグルスRBスプロールズのケガが悪化、フィールド復帰は先送りか

2018年11月09日(金) 12:24

フィラデルフィア・イーグルスのダレン・スプロールズ【AP Photo/Michael Perez】

フィラデルフィア・イーグルスはシーズン第1週以降、ランニングバック(RB)ダレン・スプロールズ不在の中で戦ってきたものの、シーズン第10週には復活するだという見込みの上で楽観的な姿勢を示してきた。

現在、イーグルスはスプロールズの起用をもう少し遅らせる必要に迫られているようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、現地7日(水)の練習中にハムストリングの負傷を悪化させたスプロールズがMRI検査を受ける予定だと伝えた。この負傷は深刻なものではなく、故障者リスト入りする可能性はないものの、イーグルスはその検査結果を待つ必要があるとのことだ。

スプロールズ不在の中戦った7試合を通じてイーグルスはウェンデル・スモールウッド、コリー・クレモント、ジョシュ・アダムスらを場面に応じて入れ替えながら使い分けてきた。故障者リスト入りする前までのジェイ・アジャイも地上戦における相当な戦力であったが、ACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷して10月上旬にフィールドから姿を消している。

イーグルスのバックフィールドには多数の選手が在籍しているものの、スプロールズの穴を埋めていたパントリターナーのディアンドレ・カーターをイーグルスがカットしたことによって、スプロールズの長期的な離脱はチームのスペシャルチームに大きな影響を生じさせている。カーターは後に、ヒューストン・テキサンズが獲得している。

オフシーズンに単年契約を交わした35歳のスプロールズはハムストリングの故障に苦しみ、フラストレーションの溜まるシーズンを耐え忍んできた。

2017年シーズンも腕の骨折やACL損傷によって3試合の出場にとどまっていたスプロールズは、今年7月にあと1年だけのプレーであることを公言していた。しかしながら、ここ2シーズンを通じて故障に苛(さいな)まれ続ける現状は、リーグ屈指の生産性を誇ってきたスプロールズが思い描いていた引き際とは異なるものであることは確かだろう。

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