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ラムズ対チーフス戦はメキシコシティからLAに変更

2018年11月14日(水) 09:10

メキシコのエスタディオ・エステカ・スタジアム(アステカ・スタジアム)【Ben Liebenberg via AP】

現地19日(月)にマンデーナイトフットボールとしてメキシコシティで開催予定だったカンザスシティ・チーフス対ロサンゼルス・ラムズ戦は、期待が高かったにもかかわらず開催地の変更を余儀なくされた。

13日(火)、NFLは共に9勝1敗の好カードの一戦をロサンゼルス・メモリアル・コロシアムでの開催に変更すると発表。これは当初の開催地に指定されていたエスタディオ・アステカ・スタジアムのフィールドがNFLの基準を満たしていなかったことが理由とのこと。

NFLは声明で次のように説明している。

「本日午後、NFLおよび各チームのフィールド専門家に加えて、地方外部の専門家などを招いて行われたフィールド調査に基づき、NFL選手委員会と議論を交えた結果、今回の決定が下された。エスタディオ・アステカのプレーフィールドは選手が安定してプレーするために設けられたNFLの基準を満たしておらず、来週月曜日までにこの基準を満たすことはできないと判断された」

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは13日朝、リーグはメキシコシティの状況を確認しており、来週月曜日に開催予定のゲームに向けたエスタディオ・アステカのフィールドの状態がリーグの基準に達するかどうかを確認していると報じていた。

NFL国際部門上級副社長を務めるマーク・ウォーラーは声明文を発行し、こう述べている。

「われわれはこのゲームにあたり、過去数カ月に渡ってエスタディオ・アステカのパートナーらと共に広範囲にわたる努力を重ねてきた。つい最近まで、われわれに大きな問題はないように思われていたが、雨季のシーズンであることやスタジアムで度重なるイベントが行われたことで、選手の安全にリスクを負わせかねないダメージがフィールドに生じたため、NFLとしては試合を開催することが難しくなった。結果として、われわれはゲームを正しい方向へと導く判断を下し、各チームやファンに予定変更を促すために今、発表する必要があった」

NFLネットワークのアンドリュー・シシリアーノによると、練習からメキシコシティの標高に慣れようと13日にコロラドスプリングスへと到着していたラムズは今週いっぱいをコロラドで過ごし、通常通りの練習を行う予定のようだ。

NFLによれば、チケットの払い戻しに関する手続きは数日以内に発表されるとのことだ。

【S】