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記録尽くしとなったラムズ対チーフスの激闘

2018年11月21日(水) 12:00

ロサンゼルス・ラムズとカンザスシティ・チーフス【AP Photo/Marcio Jose Sanchez】

現地19日(月)のマンデーナイトに開催されたカンザスシティ・チーフス対ロサンゼルス・ラムズ戦は前評判通りの手に汗握る、スリリングなすばらしいゲームとなり、大量得点、数多くのプレー、リードの奪い合い、ディフェンシブスコア、スター選手による一流のプレー、若きエースクオーターバック(QB)たちの空中戦など、NFLが夢見るすべてのものを見せてくれたかのようだった。

アメリカ全土が、54対51でラムズが制したこのド派手なショーに魅せられた。

スポーツ界の計り知れない期待をさらに上回る熱狂的な瞬間が生まれたのは、レブロン・ジェームスのNBAルーキーイヤー以来のことかもしれない。ラムズ対チーフスの一戦は始まる前からゲーム・オブ・ザ・シーズンとの呼び声が高く、このゲームは間違いなくその通りになるだろう。

以下では『NFL Research(NFLリサーチ)』の手を借りながら、19日のマンデーナイトに生まれた数々の歴史的記録を振り返っていく。

・NFL史上初めて両チームが50点以上を獲得した。つまり、50点以上を獲得したチームに黒星がつくのも初めてとなる。

・ラムズとチーフスは歴代3位に入る1試合の合計得点(105点)を記録した。

・両チームは合計でタッチダウン14回を記録し、これは歴代2位の数字だった。

・ジャレッド・ゴフはラムズ史上初となる複数回の400ヤード超え、4回以上のタッチダウンを記録したQBとなった。1950年以降ではペイトン・マニング(4回)と殿堂入りしているダン・マリーノ(3回)だけが400ヤード超え、4回以上のタッチダウンのゲームを生み出している。

・トッド・ガーリーはわずか11試合を通じて1,000ヤード超えを達成した1950年以降のラムズ史上3番目となるランニングバック(RB)となった。ガーリーは殿堂入りしているエリック・ディッカーソン(1986年、1984年、1983年)とスティーブ・ジョンソン(2009年)と同様のパフォーマンスを披露している。ガーリーの連続タッチダウンは13試合目(チーフス戦)でストップしたが、これは1950年以降で史上4番目に長い連続記録だった。

・故障中のクーパー・カップに代わって出場したワイドレシーバー(WR)ジョシュ・レイノルズはターゲット8回、レシーブ6回で80レシーブヤード、タッチダウン1回(今シーズン3回目)をマークした。これはレイノルズのキャリアハイのターゲット数、レシーブ数、レシーブヤード数となっている。

・この試合で2回のサックを決めたディフェンシブエンド(DE)アーロン・ドナルドが合計サック14.5回、QBヒット28回、タックルフォーロス16回でリーグをけん引している。ドナルドは1試合で複数回のストリップサックを記録し、そのボールを自軍守備陣にリカバーさせた今季3人目の選手となった。ドナルド以外にこの記録を生み出したのはデンバー・ブロンコスのボン・ミラー(シーズン第7週)とシアトル・シーホークスのフランク・クラーク(シーズン第6週)のみである。

・『Next Gen Stats(ネクスト・ジェン・スタッツ)』によると、DEドナルドが記録したパトリック・マホームズに対するサックは平均3.67秒を記録しており、これは今季の平均3.78秒を上回る数値(最低6サックを記録している選手の中で5番目の速さ)だったようだ。

・ラムズのラインバッカー(LB)サムソン・イブカムはタックル3回、サック1.0回、QBヒット2回、インターセプトリターンタッチダウン1回、ファンブルリターンタッチダウン1回を記録し、1試合でサック、インターセプト、複数回のタッチダウンを記録した1982年以降初の選手となった。

・1シーズンを通じて40点以上を獲得した試合を数回にわたって落としたチームは、少なくとも1940年以降では1966年のニューヨーク・ジャイアンツ以来チーフスが初となった。チーフスは今季40点超えを記録した2試合で平均45.5得点をたたき出しているにもかかわらず黒星を喫している。

・チーフスは11試合を通じて404点を積み上げているが、これは現時点でのチーム史上最高得点となっている。以前の最高は、1966年に記録した11試合370得点である。

・マホームズは1950年以降ではベン・ロスリスバーガー(2014年)とY.A.ティトル(1962年)のみが記録している1シーズン2試合以上のタッチダウン6回超えを記録している。マホームズはキャリアの12試合目で早くも2回目となる1試合タッチダウン6回以上を記録した。1950年以降、マホームズと同様の記録を打ち立てた者はいない。

・今季のマホームズは6試合で4回以上のタッチダウンパスを投じている。これは1950年以降ではペイトン・マニングが記録した9回に次ぐ2位タイの試合数となっている。

・マホームズは1950年以降、敗戦試合で6回のタッチダウンパスを投じた5人目のQBとなった。マホームズの他にはイーライ・マニング(シーズン第8週、2015年)、カーソン・パーマー(シーズン第2週、2007年)、ダン・マリーノ(シーズン第3週、1986年)、チャーリー・ジョンソン(シーズン第7週、1969年)がいる。

・WRタイリーク・ヒルによる215レシーブヤードは1985年シーズンの第16週にチャージャーズ戦でステフォン・ペイジが記録した309レシーブヤードに次ぐ、チーフス史上2番目に高い数値だった。

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