マンデーナイト序盤に足首を負傷していたラムズRBガーリー
2018年11月21日(水) 13:00歴史的なマンデーナイトゲームにおいて、ロサンゼルス・ラムズのランニングバック(RB)トッド・ガーリーの存在感は通常よりも薄かった。
真の年間MVP候補とされるRBが現地19日(月)のナイトゲームでエンドゾーンにたどり着くことはなく、合計14回のタッチダウンが生み出されたこの試合で、ガーリーは今季初めてタッチダウンなしで終わった。ラムズのオフェンシブスナップの86.7%でプレーしたガーリーだったが、シーズン最低となるタッチ15回、94ヤードを記録するにとどまっていた。
20日の午後、ガーリーの低パフォーマンスの理由が一部明らかとなっている。
ラムズのヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイは記者に対し、ガーリーはチームが54対51で白星をもぎ取った試合の序盤に足首を負傷し、試合中の活躍が制限されていたと伝えた。地方紙『Orange County Register(オレンジ・カウンティ・レジスター)』によると、マクベイHCはガーリーがおとりとして使われていたことを否定し、フィールド上にいたのであれば、プレーに支障はない程度の状態だったのだとも明かしていたという。
今週がバイウイークとなることもあり、マクベイHCはガーリーが次戦に向けて万全な状態に戻るはずだと述べていたとのこと。
マンデーナイトゲームでチームが地上戦に頼ることはなかったため、ガーリーの状態はあまり関係なかったと言えよう。ラムズは54回のパスプレーと21回のランプレーをコールしていた。残り時間1分18秒での最終ポゼッション時、ラムズはゲームを決定付けるファーストダウンを奪えただろう場面でパスプレーを3回選択したが、その中でガーリーがターゲットとなることは一度もなかった。
この試合で優れた活躍を披露することはなかったものの、ガーリーはシーズンの11週間を通じて依然として1,043ランヤードと合計タッチダウン17回でリーグトップを走っている。昨年度の年間最優秀攻撃選手は今、1,517ランヤード、タッチダウン25回を記録するペースで進んでいる。
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