セインツ、新人DEダベンポートがサーズデーナイトにも復帰か
2018年11月22日(木) 15:10昨年度のスーパーボウル優勝チームをわずか7点に抑え込んだニューオーリンズ・セインツのディフェンス陣がもうじきさらなる武器を手にするようだ。
2018年ドラフト1巡目指名選手であるディフェンシブエンド(DE)マーカス・ダベンポートが現地20日(火)、つま先を負傷して以降およそ1か月ぶりの練習参加を果たした。ダベンポートは、正式には制限付きでの参加となっていた。
久しぶりの練習復帰後、ダベンポートは地方紙『The Times-Picayune(ザ・タイムズ・ピカユーン)』に対して、「もちろん、最高の気分だった。これはプロセスの一部でもあったし、ここに戻って来ようと頑張っただけさ」と明かしている。
ダベンポートはシーズン第8週以降の試合を欠場してきた。今週のサーズデーナイトに開催されるアトランタ・ファルコンズ戦に出場可能かどうかはまだはっきりしていないものの、20日の練習参加は順調に前進している証拠だろう。
ダベンポートは「いつだってプロセスがあるということ。毎日それをこなしているからこそ、チームは自分がどんな状態であるかを確認する必要がある」とも述べていた。
上り調子で来ていたダベンポートは故障前最後の試合でサック2回を記録し、シーズンの合計サック数を4回としていた。ここまでの試合を通じ、運動能力の高いパスラッシャーは相手のボールを奪うその爆発力とスピードの速さを見せつけてきた。
セインツは2019年ドラフト1巡目指名権とのトレードアップでダベンポートを指名した。ダベンポートの不在時にもチームが調子を落とすことはなかったものの、今後NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の中でホームスタジアムのアドバンテージを獲得しようと狙うセインツが、レギュラーシーズンのタフな終盤を戦い抜く際にダベンポートの力を必要とする可能性は高そうだ。
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