テキサンズオーナーのボブ・マクネアが逝去、享年81
2018年11月24日(土) 11:08ヒューストン・テキサンズはチームオーナーのボブ・マクネアがアメリカ時間2018年11月23日(金)に逝去したと発表した。享年81。
近年は複数のがんを患って闘病していたマクネアオーナーはヒューストンを拠点にエネルギー供給事業で成功を収め、ヒューストンに再びフットボールチームをもたらして以降はNFLで最もパワフルなオーナーの1人として知られてきた。
マクネアオーナーは妻と4人の子供を残して天に召された。キャルとキャリーの2人の息子とメリッサとルースの2人の娘がいる。キャルはテキサンズの最高執行責任者(COO)を務めており、今後はキャルがチーム運営を継続していくと見られている。
マクネアオーナーの訃報に際し、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは声明で次のように述べた。
「NFLオーナーとして約20年、ボブ・マクネアは彼の街とわれわれのリーグに永久的に残る影響を与えてくれました。彼のリーダーシップと決意がヒューストンにNFLを復活させ、スーパーボウルを2度にわたって主催するに至った壮大なスタジアムの建設を手がけ、そして、彼が愛してやまないテキサンズは今年も成功に満ちたシーズンを送り、ポストシーズン進出をかけて争っています。フィールド外では、財政委員会の会長としてその手腕をふるい、南カロライナや第二の故郷であるヒューストン、それ以外の場所においても途方もない慈善活動や地域の発展事業に従事されてきました。リーグのことを真剣に考え、並外れた実業家としての見解を共有するために惜しみなく時間と意欲を捧げてくださいました。何よりも、ボブは家族思いの方でした。ジャニスをはじめとするご家族の皆さま、テキサンズ、ヒューストンの皆さま方に心から哀悼の意を表します」
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