ベンガルズQBダルトン、IR入りで突然のシーズン終了
2018年11月27日(火) 09:36レギュラーシーズンが残り5試合となる中ですでにポストシーズン進出を目指すには厳しい状況にあったシンシナティ・ベンガルズがさらなる窮地に追い込まれている。エースクオーターバック(QB)アンディ・ダルトンのシーズンが終了したのだ。
ベンガルズは現地26日(月)、ダルトンをIR(故障者リスト)に登録したと発表した。これはダルトンが25日にクリーブランド・ブラウンズとの敗戦試合で右手の親指を負傷したことが原因のようだ。
ダルトンの負傷についてチームは詳細を述べなかったが、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはダルトンが右手の親指の靭帯を損傷したようだと報じ、現時点ではまだ手術が必要かどうかは分からないとも伝えている。
ベンガルズは今後、ブラウンズ戦でダルトンの後を引き継いだジェフ・ドリスケルと、そのバックアップとしてウェイバーで獲得していた元サンフランシスコ・49ersのトム・サベージに頼るしかなさそうだ。チームにはまた、練習生QBとしてコナー・クックが在籍している。
ベンガルズは現在、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)北地区の3位にランクし、残り試合はデンバー・ブロンコス、ロサンゼルス・チャージャーズ、オークランド・レイダース、クリーブランド・ブラウンズ、ピッツバーグ・スティーラーズとの対戦となっている。
2014年に契約を延長したダルトンには残り2年(保証なし)が残されている。NFLネットワークのトム・ペリセロによると、上積みの可能性もあるが、現時点でダルトンは2019年に1,620万ドル(約18億4,000万円)、2020年には1,770万ドル(約20億1,000万円)を受け取る予定とのこと。ダルトンはパス365回中226回の成功、2,566ヤード、タッチダウン21回、インターセプト11回の成績を残して2018年シーズンを終了する。
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