現地25日（日）、ロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック（QB）フィリップ・リバースが2つのNFL記録を樹立した。

チャージャーズのエースQBがアリゾナ・カーディナルスを相手に45対10の勝利を挙げた試合中、1投目のパスから25投の連続成功を記録し、2006年にマーク・ブルネルが記録した22投連続パス成功のNFL記録を更新した。さらに、このパス成功数は1試合におけるNFL史上最多の成功数でもあった。

今回の記録更新はリバースがワイドレシーバー（WR）キーナン・アレンに4ヤードのタッチダウンパスを投じた際に生まれた。

マイアミ・ドルフィンズのQBライアン・タネヒルも25回連続のパス成功を記録しているが、こちらは2試合のゲームにまたがって記録したものだ。

ドリュー・ブリーズとパトリック・マホームズの両者が年間MVP候補として最有力視されているものの、プロ15年目のキャリアを通じてベストのシーズンを過ごしている今季のリバースは2人の対抗馬となるダークホース的存在だろう。カーディナルス戦までに、リバースはパス成功率67％、2,860ヤード、タッチダウン28回、インターセプト6回を記録していた。

リバースはカーディナルス戦でバックアップQBのジーノ・スミスと入れ替わる前までの3クオーターを通じて、パス29回中28回に成功、259ヤード、タッチダウン3回というすばらしいパフォーマンスを披露している。

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