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チーフスがRBを急募か、アンダーソンとウエストをチームに招待

2018年12月03日(月) 12:41


カンザスシティ・チーフスのチャーキャンドリック・ウエスト【AP Photo/Ed Zurga】

カリーム・ハントを放出した後のカンザスシティ・チーフスはランニングバック(RB)ポジションの状況に満足していないようだ。

チーフスは現地3日(月)、フリーエージェント(FA)のC.J.アンダーソンとチャーキャンドリック・ウエストの2人をチームに招待するようだ。これは現地情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもの。ラポポートはまた、両者のうちのいずれかがチーフスと契約に至る可能性があるとも伝えている。

プロ6年目のアンダーソンは最近までデンバー・ブロンコスで過ごしており、先シーズンはブロンコスで1,007ヤードを記録していた。身長約173cm、体重約102kgのアンダーソンは力自慢のランナーで、キャリア通算3,155ヤードを積み上げてきた。

一方のウエストは2014年にドラフト外でチーフスに入団していたことからも、よりチームに馴染みのある人物だろう。器用なウエストは今年8月にリリースされるまでの4シーズンでキャリア通算1,551ヤード(999ランヤード)、タッチダウン12回を記録している。チーフスがアンダーソンではなく再びウエストと契約を結ぶ場合、攻撃戦略を一から学ぶ必要がないことやロッカールームでのスムーズなフィットが期待できるはずだ。

この合間、2日にオークランド・レイダースと対戦したチーフスは174ヤード、30キャリーをマークし、40対33での勝利を収めている。

先発したスペンサー・ウェアがキャリー14回で47ヤード、タッチダウン1回を記録したのに対し、クオーターバック(QB)パトリック・マホームズはキャリー9回で52ヤードとチームをけん引した。

ウェア、デイミエン・ウィリアムス、ダレル・ウィリアムスで成り立つチーフスのバックフィールドに他のRBが加わるとすれば、マホームズがリスクを犯して不必要なヒットを受けるという心配を最小限にとどめることができるだろう。特に、今後のポストシーズンを考慮すればなおさら重要なことだ。

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