スティーラーズがRBコーチのサクソンを解任
2019年01月08日(火) 09:10アウトサイドラインバッカー(OLB)コーチのジョーイ・ポーターに別れを告げてから数日が経った後もまだ、ピッツバーグ・スティーラーズはコーチ陣の再編を継続していた。
ヘッドコーチ(HC)のマイク・トムリンは現地7日(月)、ランニングバック(RB)コーチのジェームズ・サクソンが2019年シーズンには戻ってこないと明かしている。チームから発行された声明の中でトムリンHCはこのように述べている。
「ランニングバックコーチであるジェームズ・サクソンとの契約を更新しないという決断を下した。われわれはジェームズに対し、彼がここ5年間に示してくれた不断の努力に感謝し、今後もコーチとして活躍することを心から願っている。サクソンはエイドリアン・ピーターソンをコーチングしたミネソタ・バイキングスでこの職を3年間務めた後、2014年からスティーラーズに加わった。彼はまた、以前はマイアミ・ドルフィンズ(2008年から2010年)に所属し、カンザスシティ・チーフス(2001年から2007年)やバッファロー・ビルズ(2000年)でも働いた経験がある」
サクソンと共に、スティーラーズはラッシングのカテゴリーで2014年にリーグ16位、2015年も16位、2016年は14位としながらも、ここ2年間は20位(2017年)、31位(2018年)と低迷していた。
スティーラーズのランゲームはオールプロ2度のRBリビオン・ベルがフランチャイズテンダーにサインせず、レギュラーシーズンの出場を拒否したことでも苦境に置かれた。一方、ベル不在の間にはプロ2年目のジェームズ・コナーが合計1,470ヤード、タッチダウン13回を積み上げる活躍を見せている。
しかしながら、サクソンやポーターとの別れだけでスティーラーズの内部変革は終わらない可能性もある。トムリンHCは新たな変化を生じさせる前に、9勝6敗1分けに終わったシーズンの元凶を引き続き徹底的に調べ上げるだろう。
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