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ペイトリオッツとの再戦を楽しみにするチャージャーズQBリバース

2019年01月08日(火) 12:33


ロサンゼルス・チャージャーズのフィリップ・リバース【AP Photo/Carolyn Kaster】

ボルティモア・レイブンズを撃破したロサンゼルス・チャージャーズがプレーオフの開幕ラウンドから一つ駒を進めた。

チャージャーズは今、フォックスボロのジレット・スタジアムでレギュラーシーズンに8勝0敗だったニューイングランド・ペイトリオッツとその相手のホームで対決するという難題に直面している。

非常に厳しい対戦となるが、チャージャーズのクオーターバック(QB)フィリップ・リバースはペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックやQBトム・ブレイディと再戦する機会を楽しみにしているようだ。チームの公式サイトを通じてリバースはこのように語っていた。

「ディフェンス側に集中しなくてはならない・・どう頑張っても自分がトムになることはないんだ。・・・ただ、ニューイングランドに行って殿堂入り確実のコーチや史上最高とも称されるクオーターバックとまた試合をするチャンスがあるなんて特別なことだろう? もちろんそうさ。あぁ、もちろんね。本当に特別なことだよ」

「いつも言ってきたように、あっちを見ればペイトン・マニングが向こうサイドにいるようなもの。彼らのようにはプレーできないが、自分は彼らに対してリスペクトの気持ちを持っているし、単純に1人のファンでもある。だから、2007年シーズン以来、再びこのチャンスを得られることができて、なんとも言えない最高の気分なんだ。本当に楽しみにしている」

チャージャーズとペイトリオッツがスーパーボウル進出を懸けて戦った前回の記憶がリバースの心の情熱を燃やしているのかもしれない。

両チームは2008年1月20日にジレット・スタジアムでAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンを決める一戦で対峙したが、この試合でリバースはACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を一部断裂するケガを負ってしまった。試合はペイトリオッツが21対12で勝ち星を手にしたものの、リバースは気を吐く活躍を見せていた。

今回はAFCのディビジョナルラウンドとなるが、リバースとしてはチャージャーズの勝利で当時のリベンジを果たすつもりだろう。ただし、それには直接対決の際に、プレーオフゲームの2試合を含めて7戦無敗を誇るブレイディとの相性の悪さを克服する必要があるだろう。

とは言え、チャージャーズのQBはポストシーズンに駒を進めることでペイトリオッツと再び相対することは理解しており、最後にはこのようにも述べていた。

「もう1回そのチャンスを得られて興奮している。ペイトリオッツやその他、ポストシーズンによく出場するチームでない限り、厳しい戦いになることが分かるだろう」

「彼らはカンファレンスのチャンピオンシップに7、8回くらい連続で出場している。だけど、自分たちにとってはそこに出るだけでも大変なこと。プレーオフに出場することになり、今や8チーム中の1チームとなった。そのチャンスだけを望んでいたんだ」

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