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元HCボウルズがバッカニアーズDC就任へ

2019年01月10日(木) 12:11

ニューヨーク・ジェッツのトッド・ボウルズ【AP Photo/Bill Kostroun, File】

トッド・ボウルズがブルース・エリアンスの下に復帰する。

現地9日(水)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは現地の情報筋の話を元に、ボウルズが守備コーディネーター(DC)としてバッカニアーズ入りすることに同意したようだと報じた。

この動向を最初に伝えたのは『ESPN』のクリス・モーテンセンだ。

ニューヨーク・ジェッツの元ヘッドコーチ(HC)ボウルズはブルース・エリアンスの指揮下に配属となる。デンバー・ブロンコスHCに就任予定であるビック・ファンジオの穴を埋めるため、ボウルズはシカゴに向かうだろうと推測されていたものの、その噂(うわさ)は完全に否定される形となった。

ボウルズとエリアンスにはエリアンスが初めてHC職に就いたテンプル大学時代からの親交があり、ボウルズは2013年から2014年にかけてエリアンス率いるアリゾナ・カーディナルスでDCを務めてもいた。

カーディナルスはボウルズDCの下、その2年を通じてNFLトップクラスの守備陣を誇った。『Football Outsider(フットボール・アウトサイダー)』が出す“DVOA(ディフェンシブプレーがチームの勝利にどれだけ貢献したかをリーグ平均と比較して求める指標)”によると、2013年にカーディナルスはリーグ2位となっていたようだ。ただし、ジェッツのHC就任以降、ボウルズがそれと似た数字を残したことはない。

タンパベイでのボウルズには2018年シーズンで1試合平均383.4ヤード(リーグ27位)を許し、1試合平均29点を献上(リーグ31位)した守備陣の再建が任されるだろう。