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ブラウンズはOCにモンケン、DCにウィルクスを選択

2019年01月14日(月) 11:55

クリーブランド・ブラウンズとシンシナティ・ベンガルズ【AP Photo/David Richard】

ディビジョナルラウンドが熱狂的な盛り上がりを見せる中、レギュラーシーズン中にリーグを沸かせてくれたチームが2つの重要な決断を下した。

クリーブランド・ブラウンズがトッド・モンケンを攻撃コーディネーター(OC)に、そして、元アリゾナ・カーディナルスのヘッドコーチ(HC)であるスティーブ・ウィルクスを守備コーディネーター(DC)に任命した。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地の情報筋の話を元に伝えたもの。モンケンとウィルクスの両者は先週に正式にブラウンズHCとなったフレディ・キッチンズ政権に加わることになる。

今シーズンの1年だけをカーディナルスのHCとして過ごしたウィルクスはリーグワーストとなる3勝13敗を記録し、2018年末にチームを解雇されていた。ウィルクスは2017年にカロライナ・パンサーズのDCとして活躍し、チームを1試合平均与得点でリーグ10位にランクさせている。

一方のモンケンは過去3シーズンでタンパベイ・バッカニアーズのOCを務め、今季はチームを1試合平均パスヤード数(320.3ヤード)でリーグトップに、1試合平均合計ヤード数(415.5ヤード)ではリーグ3位に導いていた。モンケンがクオーターバック(QB)のジェイミス・ウィンストンとライアン・フィッツパトリックの両者を交代させながらもこの成績を収めていたことには感銘を受ける。

今季にマイク・エバンスがレシーブヤード数でプロ選手として自己最高をマークし、最終的には86キャッチ(1キャッチにつき17.7ヤードはキャリアベスト)、1,524ヤード、タッチダウン8回を記録したのも元ワイドレシーバー(WR)コーチであるモンケンの手助けがあってのことだ。

バッカニアーズのOCだった3シーズンを通じ、モンケンは1試合平均パスヤードでチームをリーグトップ4以内に2度ランクインさせた。そんなモンケンはOCに昇格して以降、新人QBベイカー・メイフィールドと抜群の信頼関係を築いたキッチンズの下、ジャービス・ランドリーが引っ張るターゲット陣をうまく使って攻撃を展開する、明るい未来が見えるブラウンズに加入する。モンケンにはまた、今シーズンの後半からパフォーマンスを向上させたラシャード・ヒギンス、アントニオ・キャラウェイ、ブレシャド・ペリマン(チームが放出しなかった場合)といった選手たちの成長を促す任務が与えられるだろう。

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