チーム史上初めて挑む本拠地アローヘッド・スタジアムで開催されるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）チャンピオンシップゲームまであと4日となった今、カンザスシティ・チーフスのフランチャイズセーフティ（S）エリック・ベリーが練習場に戻ってきた。

シーズンを通して痛めていたかかとの負傷によってここ2戦を欠場していたベリーが、現地16日（水）の練習にフル参加した。ヘッドコーチ（HC）アンディ・リードは記者に対し、ベリーは「今週も毎日の様子見が必要だ」と明かしている。

今シーズン、ベテランSは第15週と第16週にしか出場していない。インディアナポリス・コルツ戦の前週には1日だけ制限付きで練習に参加し、残りの2日間を欠席してクエッショナブル登録となっていたものの、土曜日の午後にはインアクティブ登録に変更されていた。

リードHCは月曜日、コルツに勝利したディビジョナルラウンドにベリーが出場できた可能性について「がっかりはしていない。われわれはその過程を通して密なコミュニケーションを取ってきた。最も重要なことはエリックがいつプレーでき、自分自身を守り、自分のやりたいプレーができるのかということ。彼はまだ、それらの点に関してその段階には達していないと感じたようだ。彼が行けるというならば行ける。そうでないのなら、まだ無理だ。フィールドに出て、このような高いレベルでプレーしてくれた選手たちのことを誇りに思う」と述べていた。

ベリーが今週の早い段階でフル参加者として登録されたことは、今週末に開催されるニューイングランド・ペイトリオッツ戦に向けた良い兆候だろう。

故障者報告書によると、チーフスのラインバッカー（LB）ドリアン・オダニエル（足首）はこの日の練習を欠席し、ランニングバック（RB）スペンサー・ウェア（ハムストリング）と先日アクティブ登録となったガード（G）ローレント・デュバニー・ターディフ（足首）は制限付きで練習に参加していたようだ。

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