前半から追いかける展開を強いられたラムズだが、第4クオーターに入ってからセインツに2度追いついた。残り19秒時点でキッカー（K）グレッグ・ズアーレインによる48ヤードのキックが成功し、試合は23対23でオーバータイムに突入している。

対するセインツは第4クオーターが残り2分を切った際に31ヤードのゴールを決めるだけで精一杯だった。

この第4クオーターでは、ラムズがフォースアンドゴールで24ヤードからフィールドゴールを選択したが、これは簡単な判断ではなかったはずだ。

セインツは2つのフィールドゴール成功と、クオーターバック（QB）ドリュー・ブリーズからタイトエンド（TE）ギャレット・グリフィンへのタッチダウンパスによって第1クオーターからいきなり13対0とリードを広げたが、一方のラムズもハーフタイムまでにランニングバック（RB）トッド・ガーリーによる6ヤードのタッチダウンを含む10点を返していた。

前回ラムズがスーパーボウルに登場したのは第36回で、この時のラムズはペイトリオッツに敗れ去っている。

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