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ベンガルズDCは元レイダースHCデル・リオとなる可能性も

2019年01月21日(月) 10:12

ジャック・デル・リオ【AP Photo/David Zalubowski】

ロサンゼルス・ラムズがNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲームで勝利を飾り、スーパーボウルへの出場権を獲得する中、クオーターバック(QB)コーチであるザック・テイラーがシンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)に就任することが予想されている。

テイラーにはHC職を担った経験がないため、ベンガルズは次期守備コーディネーター(DC)にベテランのコーチを招聘(しょうへい)したいようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地20日(日)に “Good Morning Football Weekend(グッドモーニング・フットボール・ウィークエンド)”で伝えた情報によると、ベンガルズは元オークランド・レイダースのHCジャック・デル・リオを現在空いているDCのポジションに指名する可能性があるようだ。

ラポポートは現地の情報筋の話を元に、デル・リオはまだレイダースからの支払いを受けている状況ながら、今季からNFLに復帰してコーチングすることを希望していると伝えた。

ベンガルズはレイダースのQBコーチであるブライアン・キャラハンにも攻撃コーディネーター(OC)職のインタビューを行う予定だとラポポートは続けている。また、マイク・ノーランの名前もチームのコーチングスタッフ候補として挙がっているようだ。

デル・リオはNFLで11シーズンの間ラインバッカー(LB)としてプレーし、その後の2003年から2011年まではジャクソンビル・ジャガーズでHCを務め、2015年から2017年まではレイダースHC、2002年はカロライナ・パンサーズ、2012年から2014年まではデンバー・ブロンコスでDCを務めていた。そんなデル・リオだったが、2018年シーズンはNFLでコーチングを担うことはなかった。

キャラハンはオークランドの地にてQBコーチとして初のシーズンを送ったが、過去にはデトロイト・ライオンズで同じポジションに就いていた経験がある。それ以前に、キャラハンはブロンコスで6シーズンの間、さまざまなポジションに就いて経験を積んでいる。