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NFLがペイトリオッツQBブレイディにレーザー光線を照射した犯人を捜索中

2019年01月23日(水) 09:53


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Charlie Neibergall】

NFLのスポークスパーソンは現地22日(火)、『NFL.com』に対してAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンシップゲーム中にニューイングランド・ペイトリオッツのクオーターバック(QB)トム・ブレイディがレーザー光線を照射されていた事件について調査中であることを明かした。

カンザスシティの地方テレビ局『KMBC-TV』が21日、ペイトリオッツが激戦の末に勝利を収めたAFCチャンピオンシップゲームの後半に緑の光線がブレイディの顔周辺に当てられていたことを最初に伝えた。

KMBCのウィリアム・ジョーイは『Twitter(ツイッター)』に動画を投稿し、このようなコメントを残している。

「われわれのフォトグラファーであるターナー・トウェイマンは昨晩、誰かがレーザーポインターでトム・ブレイディの顔に光線を当てているような映像をとらえた。これは(エデルマンが)パントでボールにタッチしたと思われたプレーと(ダニエル)ソレンセンがインターセプトを記録したプレーとの間に起きていた。NFL、ペイトリオッツ、チーフスはこの出来事には気づいていなかったと明かしている」

KMBCはまた別の場面で、クリス・ホーガンにパスを投じる直前に緑の光線がブレイディに対して再び照射されている映像も公開していた。

ブレイディ本人やペイトリオッツの選手たちが試合後にこの出来事に関して質問されることはなかった。ヘッドコーチ(HC)ビル・ベリチックは22日の電話会議でこの件ついての反応を求められていたものの、「現在、われわれは(ロサンゼルス)ラムズ戦に向けて非常に集中している。だから、私はそれに関して取り組んでいる」とだけコメントしている。

試合中にファンがレーザーを照射するという事件は2016年にメキシコシティで開催されたヒューストン・テキサンズ対オークランド・レイダース戦でも起きていた。

【S】