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プロボウルスキルズショーダウンはNFCの勝利

2019年01月25日(金) 14:40


プロボウルスキルズショーダウン【Ben Liebenberg via AP】

AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)代表チームが再びプロボウルスキルズショーダウンで優勝を飾るまではあとわずかだったが、最終的にトロフィーを手にしたのは種目別では3対1と劣勢だったものの、最後に行われたドッジボールの勝ち抜き戦で勝利を収めたNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)だった。

このショーダウンではクオーターバック(QB)によるスローイング能力コンテスト“プレシジョン・パッシング”を含め、タックル用の重たいダミー押し、不規則にバウンドするボールのキャッチ、40ヤードダッシュなどをリレー形式で行う“グリディロン・ガントレット”、レシーバーたちによるキャッチングドリル“ベスト・ハンズ”、チーム一丸となって水の入ったバケツをリレーする“40ヤード・スプラッシュ”、そして、最も観客を沸かせたドッジボール大会“エピック・プロボウル・ドッジボール” の5つの種目が行われた。

以下が、現地24日(木)に行われた白熱したイベントの模様だ。

【ベスト・ハンズ】

QBアンドリュー・ラックとタイトエンド(TE)エリック・エブロンのコンビがQBデショーン・ワトソンとワイドレシーバー(WR)ジュジュ・スミス・シュスターのコンビを破り、わずか3秒の差でAFCが勝利を手にした。

【プレシジョン・パッシング】

QBラッセル・ウィルソンがゲーム最高となる19点を叩き出し、NFCがAFCを圧倒。

【40ヤード・スプラッシュ】

アウトサイドラインバッカー(OLB)ジャマール・アダムスによる活躍でAFCが僅差で勝利。

【グリディロン・ガントレット】

ミドルラインバッカー(MLB)ボビー・ワグナーが4つ目のボールを拾い忘れ、ダミー押しの後にディフェンシブエンド(DE)アキーム・ヒックスがあらぬ方向に行ってしまうなど、ミスの多発したNFCがこの競技を落とした。

【エピック・プロボウル・ドッジボール】

ショーダウンのグランドフィナーレとしてみんなが待ち望んだドッジボール大会はチームAFCとチームNFCに分かれて行われた。1勝1敗で迎えた最終ゲームではNFCが約1分の間にAFCの5人の選手を倒し、フィールドにただ1人残ったデショーン・ワトソンをWRアダム・シーレンがノックアウトしてAFCがゲームオーバー。このゲームは最近のプロボウルスキルズショーダウンの中でも最も大差のついたゲームの1つだったかもしれない。

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