ペイトリオッツTEグロンコウスキーは今季終了後の引退について語らず
2019年01月29日(火) 13:33ニューイングランド・ペイトリオッツのタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーは第53回スーパーボウルのオープニングナイトの開催地にて、非常に落ち着かない様子ではあったものの黙すべきところには口を閉ざした。
現地28日(月)、アトランタにあるステート・ファーム・アリーナで引退のうわさについて問われたグロンコウスキーは次のように答えている。
「現時点で、それついてはほとんど考えていない。ゲームでのプレーを愛しているからね。・・・数週間後、リラックスしてゆっくりして、楽しい時間を過ごした後なら今後自分のしたいことが見えてくるはずだ」
グロンコウスキーにしては上手な返答だったように思われるが、それでもあきらめないインタビューアーは2つ目の質問をすることにした。今回はよりダイレクトに、今季終了後もプレーは続けたいかと問うたところ、グロンコウスキーは「トリッキーな質問だね」と目を大きく見開き、多少の動揺を感じさせながらも「彼はここで何かしらの答えを得ようとしているんだな。ベイビー、だけど、自分は分からないと言ったはずだぜ。まだ整理をつけていないのさ。これからやるんだ。2週間後くらいからね」と述べていた。
将来についてはまだ曖昧なままのグロンコウスキーだが、今季は今まで以上にフィジカル面での衰えが感じられたシーズンだった。フィールド上を走っている時の動きは鈍く見え、ここ数年は見られたジャンプキャッチにも苦労していたようだ。今季のグロンコウスキーがタッチダウンパスをキャッチしたのは3回のみとなっている。レッドゾーンではかつて、恐ろしいほどまでに相手に恐怖を与えたTEだったが、今季後半のグロンコウスキーはときおり、オプションですらもなくなっていた。
以前よりも今の方がよりグロンコウスキーの引退話がもちあがるのも理解できる。ただし、答えは第53回スーパーボウルが終わるまで絶対に分かることはないだろう。
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