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イーグルスQBフォールズがチームのオプション行使を無効化へ

2019年02月06日(水) 13:11


フィラデルフィア・イーグルスのニック・フォールズ【AP Photo/Mark Tenally】

行ったり来たりを繰り返すクオーターバック(QB)ニック・フォールズとフィラデルフィア・イーグルスの間の戦略的な動きが急速に展開した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地2日(土)に『Super Bowl LIVE(スーパーボウル・ライブ)』の中で、イーグルスがフォールズの2,000万ドル(約22億円)する2019年のオプションを行使する見込みだと報じていた。

5日、チームはオプション行使の旨をフォールズに伝えたようだが、それから数時間も絶たない間に今度はフォールズがこれに反発し、契約の無効化とリーグ新年度の開始に伴ってフリーエージェント(FA)になることを希望して200万ドル(約2億2,000万円)を支払う意向を表明したようだ。

フォールズのこの反応も、予想されていた範囲内だ。フォールズは次なる新天地へと飛び立つための自由を、自らの権利行使によって手に入れようとしている。

とは言え、イーグルスがフォールズにフランチャイズタグを指定することも可能であり、フォールズを欲しがるチームとのトレード要員として保持するという選択肢もある。ただし、一度フランチャイズタグ指定をしてしまえば、相当な高値となるのはやむを得ないだろう。

フィラデルフィアではない土地で大きく羽ばたく価値のあるベテランQBのトレードを行うために、イーグルスもある程度の時間をおきたいところだったろう。しかし、トレードに出したければ、タグをつけざるを得ない状況となった。さもなければ、フォールズはFAで自ら翼を広げて飛び立っていくだろう。

この動向がどう展開していくかは非常に興味深いところだ。

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