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チャージャーズはDTリウゲットのオプションを行使せず

2019年02月14日(木) 14:25

ロサンゼルス・チャージャーズのコリー・リウゲット【Aaron M. Sprecher via AP】

ロサンゼルス・チャージャーズのディフェンシブタックル(DT)コリー・リウゲットがフリーエージェント(FA)市場に姿を現すことになる。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地13日(水)午後、チームが950万ドル(約10億5,000万円)のキャップヒットとなっているリウゲットのオプションを行使しないことを決定したため、キャリアの長いチャージャーズのDTはFAになる予定だと報じた。ただし、チャージャーズがリウゲットと再び契約を交わす可能性もあるようだ。チームは後にこの動向を認めている。

2011年ドラフトでチャージャーズから1巡目全体18位で指名を受けた29歳のリウゲットは、2019年にロースターボーナス400万ドル(約4億4,000万円)、ベースサラリー400万ドル、サインボーナス150万ドル(約1億6,000万円)を受け取る予定だった。

チャージャーズのジェネラルマネジャー(GM)トム・テレスコは『Chargers.com(チャージャーズ.com)』を通じてこのように述べている。

「われわれが2011年に1巡目で指名して以降、コリーはフィールドの内外を問わずにこの組織に大いに貢献してくれた。彼は2018年のウォルター・ペイトン・マン・オブ・ザ・イヤー賞にもノミネートされており、コリーよりもこのコミュニティに貢献してくれたプレーヤーを見つけることはできないだろう。コリーの契約については2019年のオプションを行使しなかったため、3月13日に彼はフリーエージェントとなる予定だ。それゆえ、コリーが将来的にチームに戻って来る可能性は確かに残っている」

2018年のリウゲットはキャリア最低となる6試合の出場(先発もキャリア最低の3試合)しかできず、これらの試合でリウゲットはタックル9回、サック1.5回を記録していた。リウゲットの2018年シーズンは禁止薬物であるPED(運動能力強化薬物)使用に基づく4試合の出場停止処分から始まり、大腿四頭筋腱の断裂によって短く終わっていた。

今季のチャージャーズではダリアス・フィロンとブランドン・メベインがディフェンシブラインのインテリアで頼みの綱となっていた。

プロでの7シーズンを通じてリウゲットは、最初の3年半はDEとして、残りは主にDTとして常に先発ラインアップに名を連ねるチャージャーズの土台となる存在だった。

【S】