テキサンズはDEクラウニーにタグ付け
2019年03月05日(火) 12:14ヒューストン・テキサンズがチームナンバー1パスラッシャーを少なくともあと1年はチームに残留させるつもりだ。
NFLネットワークのトム・ペリセロはテキサンズがジャデベオン・クラウニーにフランチャイズタグを貼りつけたようだと報じ、チームも後にこのニュース認めている。
ジェネラルマネジャー(GM)ブライアン・ゲインは声明の中で、「今日、われわれはジャデベオン・クラウニーに対してフランチャイズタグを貼りつけた。しかし、われわれのゴールは彼の代理人と交渉を続け、長期契約を締結することである。今回の動きによって両者にそうするための機会が与えられた」と述べている。
両サイドが複数年契約に合意できない中、今回の動きは予想されていた。
テキサンズとクラウニーの両サイドには長期契約を締結する期限となる7月15日(月)まで猶予が与えられる。
非独占的タグによってクラウニーには他チームと交渉を行う権利が与えられ、そうなった場合にテキサンズは補償としてドラフト1巡目の指名権を2つ手にすることとなる。しかしながら、クラウニーに2つのドラフト1位指名権を渡すチームはないだろう。
テキサンズが正式にクラウニーへのタグ付けを発表した際、クラウニーはディフェンシブエンド(DE)/アウトサイドラインバッカー(OLB)として定義されていた。どちらのポジション選手としてチームがクラウニーを認識するかはまだ定かでない。DEとしてのタグは1,712万8,000ドル(約19億1,000万円)で、LBとしてのタグは1,544万3,000ドル(約17億2,500万円)となっている。
故障に苦しんだ後でようやく本格的なキャリアをスタートさせた元ドラフト全体1位指名選手のクラウニーは過去2シーズンを通じて18.5回のサックを記録している。故障歴もあることで、テキサンズはクラウニーが本当にこのまま健康状態を維持してプレー可能かどうかのテスト期間をもう1年設けたいのだろう。
『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』は『Twitter(ツイッター)』で次のように述べている。
His full free agency profile details just how good he's been over the past three seasons:https://t.co/Wxof22u08j pic.twitter.com/n3BfJp4ztS
— Pro Football Focus (@PFF) 2019年3月4日
「クラウニーのフリーエージェンシープロファイルはここ3シーズンを通した彼がいかに良い選手であるかを詳細に示している」
「クラウニーは過去3年間、最低でも毎シーズン58回以上のプレッシャーを記録している」
【S】