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ペイトリオッツ、DEフラワーズやKゴストコウスキーらにタグ指定せず

2019年03月06日(水) 11:00


ニューイングランド・ペイトリオッツのトレイ・フラワーズ【Perry Knotts via AP】

ニューイングランド・ペイトリオッツの先発トリオはリーグ新年度が開始する現地13日(水)からオープン市場に登場する。

ペイトリオッツが5日(火)16時までにディフェンシブエンド(DE)トレイ・フラワーズ、キッカー(K)スティーブン・ゴストコウスキー、オフェンシブタックル(OT)トレント・ブラウンらにタグ指定しなかったことで、それぞれの選手が非制限フリーエージェント(FA)の資格を有した。この動きを最初に伝えたのは『ESPN』だった。

リーグ最高クラスのパスラッシャーとしての評価ゆえに、3人の中でもフラワーズには多くの関心が寄せられるはずだ。

デマーカス・ローレンス、ジャデベオン・クラウニー、ディー・フォード、フランク・クラークらにはそれぞれの所属チームがタグ指定したこともあり、フラワーズは市場に登場するパスラッシャー中では実質的にトップ評価となっている。当初、『NFL.com』が選出する“2019年NFLフリーエージェント(FA)トップ101”では全体7位に格付けされていたフラワーズだが、現在は第3位にまでランクアップしている。

身長約188cm、体重約120kgで今年8月に26歳の誕生日を迎えるフラワーズは、過去3シーズンを通じて合計21回のサックを記録してきた。ペイトリオッツの中では3年連続サック数ナンバー1となっており、新たに加入した場合にはどのチームであっても歓迎されるはずだ。

一方、2006年ドラフトの4巡目でプロ入りして以降ペイトリオッツに所属してきたゴストコウスキーは、レギュラーシーズンで合計1,743点を積み上げ、スーパーボウル制覇を3回経験している。ゴストコウスキーは2008年と2015年の2回オールプロに、プロボウルには4回選出された経験がある。

2018年4月にトレードでサンフランシスコ・49ersからペイトリオッツに加入したブラウンは先シーズン、全16試合で先発出場を果たしていた。

NFLネットワークのマイケル・ジアルディは『Twitter(ツイッター)』で「ペイトリオッツはトレイ・フラワーズに市場の価格帯を知ってもらい、その後でチームがその額にマッチするか、あるいは、上回れるかの判断をしてほしいと考えている。近年ハイタワーやマコーティーに対して行ったのと同じ手法だ。ここでリスクがあるのは、周囲のキーパスラッシャーたちが全員タグ付けされているからだ」と記している。

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