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WRブラウンのトレードトークはもうじき決着か

2019年03月07日(木) 10:57


ピッツバーグ・スティーラーズのアントニオ・ブラウン【AP Photo/Steve Nesius】

心の準備はできているだろうか。

ワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンのトレード成立はもうじきのようだ。

現地6日(水)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、ブラウンに関する話し合いがクライマックスを迎え、トレードはもうじき決着するだろうと伝えた。ピッツバーグ・スティーラーズはトレード市場の流れが速いため、ベストなオファーをできる限り早く提供する意向だという。

スティーラーズにとっての理想はブラウンがロースターボーナスを受け取る予定の今月17日(日)までにトレードを成立させてしまうことだろう。どうやらチームはこの目標をたやすくクリアしてしまいそうだ。

ただし、ブラウンをトレードした際の補償についてはまだはっきりと分かっていない。

スティーラーズのジェネラルマネジャー(GM)ケビン・コルバートは定期的に、ロッカールーム内での問題を排除するためだけにブラウンを低価格で売り飛ばすようなことはないと主張してきた。

他チームがスティーラーズにベストなオファーを提示すると言われているとの7日のニュースは、チームがすでにブラウンのトレードに関して承認可能なオファーを受けていることを示唆している。さもなければ、スティーラーズは市場をさらに活性化させようと試みるはずだ。

このトレードトークに関わるチームの特定はつかみどころがなく、流動的となっている。ラポポートはここ2日間で新たな3球団がこの騒々しいトーク内に入り込んできたようだと伝えている。その一方で、ニューヨーク・ジェッツとアリゾナ・カーディナルスはブラウンの獲得競争から撤退し、オークランド・レイダースに関してはまだ、ブラウンのトレードトークに参加し続けているとのことだ。

リーグ最高峰のWRがどこへと向かうかはおそらく、今週の終わりまでには決まるだろう。

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