ブロンコスがSSスチュワートをリリース
2019年03月07日(木) 13:01セーフティ(S)のフリーエージェント(FA)市場がさらなる深みを増した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはデンバー・ブロンコスが現地6日(水)にベテランのストロングセーフティ(SS)のダリアン・スチュワートをリリースしたと報じた。
今年8月に31歳となるスチュワートは『Instagram(インスタグラム)』を通じ、過去4年間におよぶサポートへの感謝をブロンコスファンに述べていた。
「過去4年間にわたってブロンコスファンの皆さんが僕や僕の家族にくれた愛情に心から感謝している。しかしながら、前に進む時が来たようだ。次なる章を楽しみにしている。まだまだフットボールへの情熱が残っているから、本当にまたすぐにみんなには会えるはず」
2016年に4年契約を締結していたスチュワートはまだ2年の契約期間を残しており、ベースサラリーは2019年と2020年ともに475万ドル(約5億3,000万円)となる予定だった。
ブロンコスでのここ4シーズンを通じ、スチュワートは61試合に出場(先発は58試合)し、かつてブロンコスが誇った“ノー・フライ・ゾーン”とのニックネームがつけられたバックフィールドの一員としても活躍していた。スチュワートはバックエンドの最後の砦として合計タックル250回、インターセプト9回、パスディフェンス24回を積み上げている。2015年にブロンコスと契約を結ぶまでは2014年にボルティモア・レイブンズで、2010年から2013年にかけてはセントルイス・ラムズでプレーした。
スチュワートはリリースの情報をジェネラルマネジャー(GM)ジョン・エルウェイから直接受け取ったようだ。
地元記者の『Twitter(ツイッター)』によると、エルウェイGMからじかにリリースを告げられたスチュワートは「ここ数ヶ月間は宙ぶらりんの状態だったがね、なんてことか、みんなが言っていたことが現実となった。でも、自分はこの事実に対して冷静だよ。エルウェイから最初に聞けたことは嬉しく思っている」と述べていたようだ。
ベテランSSのスチュワートはアール・トーマス、ランドン・コリンズ、エリック・ウェドル、タイラン・マシュー、ケニー・バカーロ、ラマーカス・ジョイナー、そして、ハハ・クリントン・ディックスらのいるSのオープン市場に顔を出すことになる。
スチュワートは『NFL.com』による“フリーエージェント(FA)トップ101”のリストにはぎりぎりのところで入っていない。
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