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CBロジャース・クロマティーが引退撤回、現役復帰へ

2019年03月08日(金) 11:38

ドミニク・ロジャース・クロマティー【Aaron M. Sprecher via AP】

ドミニク・ロジャース・クロマティーの引退期間はたった5カ月ももたなかった。

現地7日(木)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは情報筋の話を元に、ベテランのコーナーバック(CB)ロジャース・クロマティーが現役復帰して2019年もプレーすることを望んでいるようだと伝えた。

今年の4月に33歳になるロジャース・クロマティーは、先シーズンはオークランド・レイダースに所属していたものの、昨年10月に突然引退を宣言した。ロジャース・クロマティーは先シーズンの第6週に先発し、53回のスナップでプレーした一方、自身にとって最終戦となった第8週では何も記録していない。

2008年にアリゾナ・カーディナルスから全体16位で指名を受けた後、ロジャース・クロマティーは約10年のキャリアを通じてプロボウルに2回選出され、2016年にはオールプロにも選出されていた。また、カーディナルスとデンバー・ブロンコスでスーパーボウルに2回出場した経験もある。

カーディナルスでのプレーが終了した後、ロジャース・クロマティーは2011年にフィラデルフィア・イーグルスへとトレードに出され、ここで2シーズンを過ごしている。再び本領を発揮したのは2013年で、ブロンコスに移籍したロジャース・クロマティーはチームのスーパーボウル出場にも貢献していた。この後の4年間はニューヨーク・ジャイアンツで過ごし、ここでもプロボウルに選出(2015年)されている。

短期間の引退を経て、ロジャース・クロマティーの市場がどのような動きを見せるのかは興味深いところだ。昨オフシーズンではレイダースと1年契約を締結するまではほとんどのチームが彼の獲得に手を挙げなかった。しかし、リーグは経験豊富なCBを定期的に探しており、市場トップクラスのディフェンシブバック(DB)たちがそれぞれ指名されていなくなった後であれば、ロジャース・クロマティーの元にも複数のチームからオファーが届く可能性はありそうだ。

【S】