スティーラーズCパウンシーは契約延長、Gフォスターは残留へ
2019年03月08日(金) 12:34ピッツバーグ・スティーラーズのセンター(C)モーキス・パウンシーは2019年に契約最終年を迎えようとしていたが、今やリーグ最高額を受け取るCとして今後の数年間もピッツバーグの地に留まるようだ。
スティーラーズは現地7日(木)、パウンシーと2021年シーズンまでの契約延長に合意したことを発表した。ピッツバーグはまた、来週から非制限フリーエージェント(FA)になる予定だったガード(G)ラモン・フォスターとも2年契約を交わしたことも明かしている。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、急激な年俸アップとなったパウンシーは1年平均で1,100万ドル(約12億2,000万円)を受け取ることとなり、これはセンターを務める選手の中では過去最高額だとも報じている。
パウンシーが交わした新契約は2,200万ドル(約24億5,000万円)となっており、フォスターに関しては2年で825万ドル(約9億2,000万円)となっているようだ。
今年7月に30歳になるフロリダ大学出身のパウンシーは、2010年ドラフトの1巡目(全体18位)でスティーラーズに加入して以降、チームのオフェンシブライン(OL)に必要不可欠なプレーヤーとなっていた。
リーグ内でトップのCであると広く認識されているパウンシーは、それを証明できるだけの結果も残している。プロ入り以降、パウンシーはファーストチームのオールプロに2回(2011年と2014年)、プロボウルには7回選出されている。
一方のフォスターはスティーラーズの中で最も過小評価されている選手だろう。以前、『NFL.com』による“FA選手トップ101”の中で58位にランクインしていたプロ10年目のベテランは、キャリアをピッツバーグのみで過ごしてきた。フォスターは過去10シーズンにわたって先発の座を守り続け、過去8シーズンを通じては先発OLとしてチームに欠かせない存在となっていた。
フォスターはチームの公式サイトを通じて「今やもうスティーラーズは10年以上も自分たちのホームとなっている。ここでまたキャリアを伸ばせるなんて自分にとっても、家族にとっても本当にすばらしいこと。自分たちにとっては第二のホーム。興奮しているよ。その話をし始めたらまとまるのは早かった。両サイドが本当にそうしたかったのだからね。本当に安心しているよ」と述べている。
このようにして7日は、クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーにとって屈強なOLたちがチームに留まるという喜ばしいニュースが入ってきた良き1日だったようだ。
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