ドラ1候補のQBマレーが13日に40ヤード走とスローを披露へ
2019年03月08日(金) 13:15現地13日(水)、オクラホマ大学のクオーターバック(QB)カイラー・マレーにNFL界の全注目が集まるだろう。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地の情報筋の話を元に、ハイズマントロフィー受賞者のマレーがプロデーで40ヤードを走り、通常のスローイングのワークアウトも披露するようだと報じた。さらに、マレーは身体測定を再び行う予定でもあるとのことだ。
ドラフトプロセスにおいて最も議論されてきたのがマレーだろう。元ジェネラルマネジャー(GM)チャーリー・キャサリーは今週、NFLネットワークの中で、ドラフト全体1位指名候補であるマレーがインディアナポリスで開催されたNFLスカウティングコンバイン中のインタビューで苦戦しているようだったとも述べていた。
先週木曜日の身体測定で約178cmだったマレーは2003年以降のコンバインで測定したQBの中で最も身長が低かったものの、大学3年時に測った際はその178cmにも届いていなかった。マレーの体重は約94kgで、手のサイズは約24cmとなっている。
マレーはドラフト参加を宣言して以降、カーディナルスとの結びつきを強めている。NFLネットワークのキンバリー・ジョーンズは先日、球界全体がマレーは全体1位でアリゾナへ向かうと見ているようだと報じた。元GMのキャサリーも5日、カーディナルスは昨年のドラフト1巡目指名QBジョシュ・ローゼンを手放す方向だとコメントしている。
NFLネットワークのドラフトアナリストであるダニエル・ジェレマイアーは現在、カーディナルスがマレーを全体1位で指名する予想をしている。NFLネットワークが13日の午前10時(ET/東部標準時間)から放送される『Free Agency Frenzy(フリーエージェンシー・フレンジー)』の中でマレーのプロデーを生中継する予定だ。
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