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レイブンズがGマーシャル・ヤンダと1年の契約延長

2019年04月12日(金) 12:18


ボルティモア・レイブンズのチアリーダー【AP Photo/Nick Wass】

マーシャル・ヤンダが今シーズンよりも先の契約保証をゲットしている。

ボルティモア・レイブンズは現地11日(木)、契約の最終年に突入しようとしていたプロボウラーガード(G)のヤンダと1年の延長契約を結んだと発表した。これによってヤンダは2020年シーズンまでレイブンズに所属することになる。この動きを最初に報じたのは『ESPN』だ。

オフシーズン中のうわさによれば、34歳のGの脳裏には引退の二文字もちらついていたようだ。今回の契約延長によって次のオフシーズンに再び引退を考慮する可能性が排除されたわけではないものの、2019年シーズン以降もヤンダがプレーを継続する可能性は上昇している。

2007年ドラフトの3巡目で指名されて以降、ヤンダはリーグの中でトップクラスの支配力を持つGへと成長してきた。NFLでの12シーズンを通じ、ヤンダはオールプロのファーストチームに2度、セカンドチームに2度、そして、昨年を含めるとプロボウルには7度も選出されている。2017年シーズンのヤンダは開幕からの2試合に出場後、足を故障してシーズンを離脱した。この時、ヤンダが不在となったレイブンズのオフェンシブライン(OL)はボロボロの状態となっていた。『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』はヤンダを2006年以降、全体で2番目に優秀なGとして評価している。

レイブンズのOLにとってヤンダを失うほど大きな痛手はなかったかもしれない。今回の延長契約によって、チームは少なくともあと2年間はヤンダの力を借りることが可能となった。

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